2013年5月6日月曜日

5/5 じゃんけん

ツアーに行くと経費もかかるので、共演の方のCDを買う、ということはしたくてもなかなか出来ないものです。

お互いのものを交換することはたまにありますが。

中には、人の物販コーナーのCDを下敷きにして、お客さんが買った自分のCDにサインをしたりする人もいて、口きいてやんないかんね、と思ったりもするのです。これは余談です。


旅先で僕が唯一、1人だけ自分からCDを買ってしまったミュージシャンがいました。

大阪のあるライブハウスに出演した時。地元で歌っている、という感じの人でしたが、しみじみと、訥々と暖かい言葉を歌う人で、妙にその時感動したのです。

そしてそのCDを結構、車などでよく聴いているのです。

CDを買ったら彼は、じゃあ僕もあなたのを買います、といって僕のも買ってくださいました。

ところが、僕のCDのほうが少し値段が高かったので、かえって損をさせてしまいました。本当に申し訳ない事をしたと思います。

まあ、その時の僕のチャージバックは500円(笑)だったので、あいこですね。


木村保志 - じゃんけん


僕はグーを出すからね、君はパーを出すんだよ♪

慈悲、とか思いやり、とかそんな世界をやさしい言葉で歌われたりすると、どうも弱いのですね。

逆にそれをあざとく商品にしたり、うそぶいたりしている人を見るとどんなに上手でも腹が立ちます。

2013年5月3日金曜日

5/3 ライブのお知らせ

HPの「演奏予定」のページをリニューアルしました。

すこ~しだけ見やすくなったかな。


今月も恒例の伊太利亭ライブがあります。


5月8日(水)
静岡紺屋町「リアルフードレストラン伊太利亭」
リアルフードプロジェクト~音楽を感じよう vol.24~
出演 原口朋丈、丸山研二郎
19:30~ 2ステージ(休憩あり) ¥2500(食事付)


■原口朋丈
和太鼓、篠笛、津軽三味線
1999~2001年、世界的和太鼓集団『鬼太鼓座』にて200回以上の公演を経験し独立。2001年、静岡市を拠点に活動する“和楽器演奏ユニット『僖響』を立ち上げる。
2001~2008年、和楽器演奏集団「独楽」・「ようそろ」などの国内外のツアーに参加。国際交流基金の派遣事業として、2005年、アフリカ~中東ツアー(アルジェリア、エチオピア、サウジアラビア)、2007年、アフリカ~中東ツアー(ケニア・モザンビーク・アラブ首長国連邦)に参加し、各地にて単独コンサート等を成功させる。
http://www.kikyouwa.com/


■伊太利亭
http://real.italytei.jp/


食事付ですが、特にご予約は要りませんので、気軽に遊びにいらしてください。

これからもどんどん楽しい企画にしていきたいと思います。

5/2 祝いと約束

最近の事。

■富士吉原にてイベント「アコバトル」に出演しました。

新しいバンドはリカさん(一五一会、歌)、石田さん(三線)、しほちゃん(歌)、私(ギター、コーラス)の4人で、「レムール」という名前になる…、かもしれません。レムールとは、キツネザルの意だそうです。何だかそういうの多いな。

曲は、それぞれのオリジナルソングを数曲ずつ持ち寄りました。

辛口に自己評価すれば、みんな仲良しだけれども、お互いのメンタル面を統一するのがなかなか難しく、演奏の技術よりも、そちらのほうの練習(?)に重点を置かなくてはならないような気がしました。

時々活動していくと思いますが、いいバンドになりそうな予感がします。



■明治神宮にて

創作の志を同じくする仲間でもある、大切な友人が結婚式を挙げたので、参列しました。

僕は明治神宮というところを初めて訪れました。

神殿の中に入ることも滅多にない機会。竜笛と、何とも乾いたいい音のする琴の演奏に合わせて、巫女さんが舞い、大変厳かな式でした。

式に参列する方々を見て、彼の人望の厚さが伺えました。

僕も大変お世話になった大学の教授や、さらにその恩師、遠くは、韓国やアメリカからも友人が駆けつけて、その祝いのエネルギーといったらものすごかったのです。

いやはや、今回は泣かない、と心に決めたのですが…、またも涙の止まらない式でありました。

ささやかながら、僕も余興演奏をさせて頂きました。



■春のお約束

再三登場しますが、会津里花さんの企画するライブ「春のお約束」が迫っています。5/3、4と2日間です。僕は4日の方にバンド「The Fawn」で出演します。

まだ席はあるようですので、ぜひぜひ遊びに来てください。

詳しくはこちら(会津里花blog) → http://rika151e.ti-da.net/e4503675.html

2013年4月29日月曜日

4/28 物の味


最近うちににやってきた珍しい物。

■種田山頭火句集

実家の知り合いの家が、引っ越しか何かで片づけをしていて、不要だといってうちに渡ってきた物をさらに譲ってもらってきました。

いくつかの句集が綺麗に折本になっていて、とてもいい装丁です。

ゆっくりとめくる時間を作りたいと思います。

父いわく、かなり価値のありそうな物を知らずにずいぶん捨てちゃったらしい、ということ。

自分も結構そういうことをしているかもしれません。物心問わず。


■シミンアルヒ

この間まで仕事でモンゴルに住んでいて、最近帰ってきた義姉がはなむけにもらってきた物で、牛乳を蒸留して作った大変珍しいお酒。

現地でも、お祝いの席でなければ出ないような貴重なお酒で、個人で持ってくる以外に輸出される事は、まずないそうです。

これ、実は「世界三大まずい飲み物」に分類されてしまうこともある程の「馬乳酒(アイラグ)」に匹敵するかそれを凌ぐぐらい、強烈な風味を持っています。

誤解を承知でものすごく失礼な例えをするなら、羊や馬小屋、みたいな匂い。

僕は、あまり他人の食文化に対して、「まずい」とか「臭い」と一言で片付けてしまうのは好きではないので、時々ちょろりと挑戦してみたりするのですが、いや、なかなか、なかなか。

馬乳酒は結構いけたのですが、やはり、現地の空の下で飲むから納得できる、というのは大いにあると思います。


余談ですが、韓国にエイを発酵させた「ホンオフェ」という世界で何番目かに臭いといわれる食品があって、強烈なアンモニア臭がするのですが、これはですね、意外とおいしかった。

ちなみに納豆の臭さは、世界で5番目ぐらいに入るらしいです。

日本人には他の国の食べ物を、臭い、という資格はあまりないようで。


そういった意味では山頭火も結構・・・。

2013年4月28日日曜日

4/26 銀の演奏会

まだまだ夕方になると何となく肌寒い日が続きます。

銀の演奏会は、いつも暖かいライブにしたいと思いながら企画しています。

今回の出演者は、本当にそれぞれ違った方面からの出演で、自分からすると、全員が羨ましくも思える程に、勉強にもなり、何よりも純粋にみんなの演奏を楽しむことができました。

聴いて下さった皆様、ありがとうございました。


■ゼンザエースさん

言わずと知れたUHUオーナー扮する前座のエース。

今回も素晴らしかったですが、別のライブの時、ゼンザエースさんは、1曲しか歌わなかったにもかかわらず歌前の長~いトークで全員の大爆笑を誘い、こんな面白い事ってあるだろうか、と思うや、歌いだすと、その何だか不思議なエネルギーに今度は泣かされてしまいました。

UHUにこの人ありです。


■会津里花さん

今回はカバー曲が中心でした。また里花さんのいいステージを観てしまった、と思いました。

里花さんが学生のころよく歌っていた、というアイルランドの曲「私の愛した街」という歌を僕は初めて聴きましたが、しみじみといい歌で、もうひとつ、彼女の音楽の奥深さを見たような気がしました。


■チバ大三さん

東京からのツアーミュージシャン。「独唱パンク」というものを引っ提げての飛び込みでの参加です。

正直言って、僕はパンクというものに少し偏見がありました。もちろんいいものはいいと思えるけれど、なじめない部分も多かったのです。しかし彼がライブを始めた瞬間、その一挙手一投足に釘づけになってしまいました。

曲や歌詞も素晴らしくて、何というか、男らしい美学、のようなものが伝わってくるように思いました。

同時に、その出演が決まった時に、「パンクかあ…、雰囲気に合うかなあ。」とほんのちょっとでも考えてしまった自分を恥じました。


不思議なことに、彼と話していると、初めてあった気がしなくて、人柄も含めて大好きになってしまったことも付け加えたいと思います。


■佐々木優樹さん&石川裕子さん

ジャズギタリスト、無意識にも一目置いてしまう人。ギター演奏に関しては彼は本当に達人だと思います。

今回はいつも共演している、ヴィブラフォンの石川さんとデュオで演奏してくれました。独特のインプロヴィゼーションは、音の波間を漂っているような、浮かんだ気泡がはじけつづけているような、印象の世界のように僕は感じました。

基本的に無口な彼が、時々ちょっと口にする音楽に対する思いは、聞いていて共感できる部分が多いのです。今度ゆっくり音楽の話をしたいなと思います。



というわけで、自分の演奏には自然と気合が入ってしまいました。

もちろん自分で自分を形容することはできません。がむしゃらですからね。とにかく来てくれた皆さんにとっていい時間であるように、と思うだけであります。


次回も、もう出演者が決まっています。

またぜひ遊びに来て下さい。

2013年4月26日金曜日

4/25 多雨


雨の中の小さな世界。

歩道の隅にかたまった苔などが、ものすごく綺麗な形をしている時があります。

僕達の音楽もそのようなものであるかもしれません。


さて明日は、銀の演奏会です。

雨はやはり銀であります。



■4/26(金)
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
七間町夜の森 銀の演奏会
出演 チバ大三、佐々木優樹、丸山研二郎 他
open 18:00  start 19:00 前売¥2000 当日¥2300

http://livehouse-uhu.com/

2013年4月24日水曜日

4/24 ライブのお知らせ

今日は雨模様。

いつの間にかツツジや野茨がいっぱいに咲いていて雨に打たれています。

あっという間に4月も後半になったので、季節が行くのは早いなあと改めて感じました。

毎年思うことですね。

自分のブログを読み返してみると、よくもまあ毎日のようにいろんなところを、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしているもんだと思います。今年の初めに考えた、きちんと計画性のある活動をする、というのは相変わらずできているのかできていないのかわかりません。

ある人にそんな話をしたら、「若いうちは、そんなこと言ってちゃだめだよー。」と一喝をもらいました。確かにそっちのほうが正しいような気がします。自分の勝手な気持ちで仕事を選り好みするより、自然にまかせていたほうが綺麗に無駄が削げるのかも。

それに、ありがたいことにどんどん新しい演奏のお話が舞い込んでくるし、曲を作るほうの気持ちも持続しています。

何かと活力が湧いているので、昼間の仕事とのバランスも、前ほど力まなくても取れるようになってきました。


今週は、毎回楽しみにしているUHUの定例ライブがあります。

ゲストも、初めて出会う方と、前から注目していたギタリスト、と期待が膨らみます。

その前日には、いつものマキタさんトコでも演奏をします。こちらも最近はこないだもサトシンのライブにお誘いいただいたように、関係が濃密になってきて、充実しています。

ぜひ遊びに来てください。


■4/25(木)
静岡伝馬町「マキタさんとミッちゃんトコ」
出演 丸山研二郎
20:00~ 21:00~ 22:00~ ¥1000

http://rock-cafe.biz/


■4/26(金)
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
七間町夜の森 銀の演奏会
出演 ゼンザエース、会津里花、チバ大三、佐々木優樹、丸山研二郎
open 18:00 start 19:00 前売¥2000 当日¥2300

http://livehouse-uhu.com/

2013年4月23日火曜日

4/23 ダンスアウトリーチ その2


デイサービス「久能の里」にてのダンスワークショップ。

僕が参加するようになって2回目です。

詳細は前にも書きましたが、お年寄りにも、何かをイメージし、構築し、表現し、発表し、評価され評価する、そんな過程を通じて無理のない範囲で、何かを得たり、または見る者に対してもっと何かよい印象を与えたりする機会を持ってほしい。

どんな年齢になっても、どんな環境にいても、それはあらゆる形で可能だと思います。

そんなことが、この活動の大きなテーマの一つだと感じます。


今回は、先生が「バラ」の花を持ってきて、それを皆さんに持ってもらい、その雰囲気、香り、形等からイメージしたものを体で表現する、という方法でワークショップを行いました。

僕は、実験的に自作のハープを持って行って、それに合わせてみました。

一瞬。

バラの花を持って体を動かす、ある一部のお年寄りが、とても美しく見えました。

ご本人が意識するかしないか、またはそれがどのように良いのか、ということはまだ分かりませんが、確実にそこに何かの表現が存在していたと思います。


終わった後、施設の方と、こちら側のスタッフと、それぞれ意見交換をしました。

福祉施設の方がどのように利用者さん達を考えているか、ワークショップスタッフの創作的な行為に対する思い、それぞれジャンルは違えど、お年寄りの皆さんに対して、同じような真心を持っているようです。

しかし時には、福祉や医療的な観点から、希望を抑制しなくてはならない時もあります。

僕は、半分は福祉職員の立場、半分は創作的な人間としての立場を持っているので、とても興味深くその議論を聴くことができました。


また来月を楽しみにします。

2013年4月22日月曜日

4/22 吉日


今日はすっかり晴れ、良い日。

大切な仲間のピアニストまゆちゃんが、結婚式を挙げました。


まゆちゃんは、僕が静岡に来て最初に出会ったミュージシャンの1人で、まるで姉のような存在です。

彼女の一家は、昔からどうも他人のような気がしません。

お相手は、ライブのお客さんでもあり、いろいろな活動でもご一緒しているとても素敵な男性。

ふたりが付き合い始めたと聞いた時は、実は何だか意外な感じがしましたが、今日式を挙げている姿を後ろから見ていると、とてもお似合いで、あたたかい気持ちになりました。

僕も負けないようにがんばろう。

前向きな気持ちを貰ってきました。

2013年4月21日日曜日

4/21 厚意

運転中。

一時停止のところで、横断歩道を乳母車で子連れのお母さんが渡ろうとしていたので、待っていると、後ろの車に大きな音でクラクションを鳴らされました。

このやろ~、と思いましたが、何だか悲しくなりました。

ただ単に洞察力のない人だと信じたいものです。


確か幼稚園のころ、父の外出中、母と2人でどこかに出かける用事があり、玄関で準備をしていると、今はもう大分少なくなりましたが、見知らぬホームレスのおじさんがコンコンとやって来て、何か食事を恵んでください、と言いました。

すぐに出かけなければならなかったので、そのことを母親が伝え、こんな物ですみませんがバナナでよかったら食べてください、と言ってそれを渡すと、

おそらくもっといい物を貰えると期待していたのか、おじさんはそのバナナを、ぽーんと脇に投げ捨ててそのまま出て行ってしまいました。

バナナは大きなツツジの植え込みに落ちました。


その飛んだバナナのきれいな放物線が、鮮やかに脳裏に焼き付いていて、なぜかそれを思い出しました。

その時に妙にほのやかな悲しさを覚えて、今だにそれは心に残っています。

2013年4月20日土曜日

4/20 Wordの失態

仕事中パソコンで…、

「車いす」と打とうとしたら、「増える売僧」と出てきました。

売僧は(まいす)と読み、聖職につきながら物を売ったりする生臭坊主のことをいうのだそうです。う~む、ミュージシャンでも奇麗事ばかり並べ立てるやつが増えているような気がする。


「在宅介護」と打とうとしたら「財テク化以後」と出てきました。

そんな時代もあったようです、僕は景気のいい時代に生きた事はなかったなあ。


「ベッドサイド」と書こうとしたら「バッドサイド」に。

過ぎたるは何とやら、やはり物事には必ずいい面と悪い面があって…、我慢できない人はそちらに落ちるようで。


パソコンというものは、時々面白いことを言います。

半分は僕の打ち間違いか…。

4/19 舞踊とギター


昨日の夜は遅く、今朝は早かったけれど、なぜか今日は妙に体調がよかったのです。

頭もすっきりしていて、体も軽かった。

大体、朝は職場に行くとじっとりと体がだるくて、今日こそは体調が悪いと言って早退しよう、と毎回のように思うのです。(ほんとに帰ったことはありませんが。)

考えてみると、昨日のライブは全体にとてもいい雰囲気でした。

自分も個人的にかなり納得のいく演奏が出来たし、他の出演者の演奏も何だか皆ほとばしっているように感じました。

きっといいエネルギーを分けてもらって来たんだと思います。



5月に公演予定の「舞語り」の稽古が始まりました。

音楽が、語りや舞に寄り添う部分と、遊離する部分。

どんな風に演出をするか、その場で相談しながらの手探りの練習でしたが、今回の作品のテーマの一つである男女の愛の価値観についても語り合うと、作品が少しずつ形を見せ始め、面白い舞台になりそうな予感がしました。


共演の関根さんは、演出においてまずは、自分だったらどんなものが観たいのか、ということを大事にしたい、と話してくれました。

音楽においても、まず自分が気持ちいいと思える音、を目指すことが最低限必要な道筋だと思います。

その道がそれると、どうしてもうわべだけの、どこか矛盾したものが出来上がってしまいます。

その上、いい加減な生活をして自分をおとしめたり、つまらないことを教わりすぎたりすると、その「何が気持ちいいのか」の判断基準が根幹から揺らいでしまうのです。

どんなものを作る時でも、葛藤することです。

自分にそれが正しく判断出来ているかどうかは、永遠に分からないような気がします。