2011年2月4日金曜日

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大阪の海は悲しい色だったかどうか。

大阪の海も、沖縄の海も、奄美大島の海も、
見方によって悲しい色をしていたように思います。

大阪・神戸・京都にて、大切な仲間が増えそうな予感がし、
いろいろタイプの違う箱(会場)、共演者と触れ合うことができ、
自分について新しく気がついたこともたくさんありました。


京都に祖母が住んでいるので、途中寄りました。
祖母はもう106歳になります。

もうずっと横になっていますが、
頭ははっきりしており、しっかり話ができます。

それでももう、いつ何時、何があってもおかしくない歳ですので、
やはり機会のある時には必ず会っておきたいのです。

自分のおばあちゃんながら感動したことには、

こないだ初めて会う人が家に来た時、
自分は何か考え事をしていて、ふっとその人に笑顔が作れなかった。
とても悪いことをしたように思って、やはり人は笑顔が大切だと思い、

「これからそういう自分の悪いところを直していこう思てんねん。」

と、106歳の人に言われた時には、
話しながら何だか涙が出てしまいました。

それでいて「もう何ヶ月も生きんかもしれんなあ。」などと言いながら、
親戚の事情などを自分の事のように心配する姿に心を打たれました。


いつまでも一緒にいたいですが、離れて暮らしていれば、
忙しく、つい忘れてしまいがちです。

しかし僕の親戚たちよ。
たまにはおばあちゃん(ひいおばあちゃん)に会いに行きなさい。

すっかり会いに来ない親戚一同に僕は真剣に怒っています。
やさしさの恩を忘れるものを僕は許さない。

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