2013年11月30日土曜日

11/28 Music HI!


歌うたい「サトシン」のラジオ番組「Music HI!」に出演します。

突如として(突如ではないけど)、サトシンとプロデューサーのスナオさんが僕がライブをしていた「マキタさんとミッちゃんトコ」にやってきて、さあ、今からラジオの収録をするぞ、ということになったのであります。

12月2日・16日 16:45~ 静岡 FMHi!

と、2週にわたって、わたくしの拙いトークと、少しだけライブ録音された演奏が放送されることになりました。

僕は、両方とも仕事中になりそうで聴けません。

なんと、そんな事ばかりです。


その日の僕のライブを聴いて、周りのお客さんいわく、普段ちょっとこわもてなサトシンの顔が、別人のように緩んでいたということ。

何だか兄貴のような男でありますが、僕はサトシンと話していると、静かにあたたかい気持ちになります。

2013年11月26日火曜日

11/26 息づかい


新しい音源で使いたいと思い、このところリコーダーの練習をしています。

正確には昔インドでお土産に買ってきた、リコーダーと同じ原理の何だかよくわからない笛です。


「Key G」と書いてあります。

吹いてみると、意外と正確なGになっているようです。

笛を二つ重ねた対旋律を一生懸命楽譜に書いて作っていますが、なかなか難しいものですね。

息の使い方、これはいろんな生活の動作や健康などにも間接的に影響してくるのだなあと思います。



今日は、ひと月におよそ1回ずつ続けている、デイサービスのダンスワークショップに行ってきました。

お年寄りのみなさんともだんだん顔見知りになって(もちろん忘れちゃう人もいますが)、いい時間が作れるようになってきました。

みなさんの精いっぱいの身体表現や、やさしい笑顔に、いろんなことを考えさせられる瞬間があります。


帰ってきて笛の練習をしていると、心の奥深いところの気持ちが音に乗って外に出てくるような、そんな感じがしました。

2013年11月25日月曜日

11/25 雨中前進

滝のような雨とともに、浜松の実家から静岡に戻ってきました。

用事で3日ほど帰省していました。


先日、ライブでエレキギターを弾いたら、急にアンプとギターと自分の体が繋がったような気がして、いい音が出ました。

どうも今までエレキギターを弾くことに抵抗がありましたが、何かが変わりました。

ブラジルのギタリスト「guinga(ギンガ)」の曲「Senhorinha」をギターソロで出来るようになったので、ライブにかけてみました。

とても、気持ちよく演奏できました。

新しい曲のアレンジは、蟻のような速度で進んでいます。


最近、どうも調子が悪く、やる気の出ない日々が続いていましたが、思い返すと少しずつ進んでいます。

ブログの更新もどうも滞っておりますが、ご勘弁をー。


そういえば、前に友人のミュージシャンがライブに行くというので、「がんばってねー。」と声をかけると、「がんばらない!」と言ってさっそうとライブハウスに向かって行きました。

いいなあ、と思いました。

上っ面な言葉の意味だけで会話している人には、僕たちの話は分からないでしょう。

なんてね。

2013年11月20日水曜日

11/20 ライブのお知らせ

ぼーっと起きて窓の外を見ると、桃色の朝焼けの時間でした。

しかし凍えるような空気の中をバイクで突っ切って行かなくてはなりません。

なかなか身にこたえる朝でした。


さて明後日は、UHUにてライブです。

ほんわかとあたたかい時間になりそうです。


■11月22日(金)
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
七間町夜の森 銀の演奏会
open 18:00  start 19:00 前売¥2000 当日¥2300

出演

ノーザン☆スター(ギター弾き語り)
まじゅん
長谷川孝二(オカリナ)
丸山研二郎

LIVEHOUSE UHU
http://livehouse-uhu.com/


ぜひ遊びにいらしてください。

2013年11月18日月曜日

11/17 蔵の音


山梨県は山梨市にある「養老酒造」さんの蔵「酒蔵 櫂(かい)」にて「蔵の音Vol.2」というイベントが行われました。

11:30~21:00という長丁場の、ちょうど最初の盛り上がりの辺りに、僕たちはThe Fawnで出演しました。

ひさしぶりのThe Fawnでの演奏。

楽しかったな。

蔵の2階がカフェ兼ライブ会場、みんな座布団に腰をおろしながらの鑑賞で、1階は土間になって囲炉裏が切ってあり、薪スト―ブがぱちぱちいっている、そんなただぼーっとしているだけで気持ちがいい素敵な場所でした。


障害を持った女の子がボーカルをとっているバンドがありました。

歌を歌えることが幸せだ、という歌を歌ってくれました。

本当にそうだな、と思い感動して涙が出ました。

今の自分には決して伝えられないメッセージです。きっとあざとい気持ちが横から入ってきて、うそっぱちになってしまうでしょう。

分からないのに分かったような歌を歌う人は案外多いものです。


僕たちの歌を聴いてその彼女は、「幸せだった。」と言ってくれました。

窓際の日差しの中から、優しく心を包むような言葉を聴くことが出来てとても嬉しく思いました。

2013年11月17日日曜日

11/16 メナム再び

またトムヤムクンが無性に食べたくなってタイオーキッドに行ってしまった。


今日は暇だったようで、オーナーのおじさんは、自分の楽器のメンテナンスをしていました。

僕たちの食べている間、おじさんはその変わった形の民族楽器を弾いてくれました。

それは「ピン」という楽器だそうで、僕にも持たせてくれ、弾いてみると「カッコイイネ!」と片言の日本語で褒めてくれました。

不思議な音階で演奏される曲は、何とも郷愁を誘うようないい曲でした。


エレクトリック・ピンもあるんだって!?


พิณ(ピン)
http://www.youtube.com/watch?v=GmnHP0zNFb0

http://www.youtube.com/watch?v=rR0usfNqZSU



あと、本当にどうでもいいのでありますが、世にも珍しいタイの笙「ケーン」の教則ビデオがついでに出て来たので見てしまいました。

この音が好きです。

http://www.youtube.com/watch?v=4pVuZA6aJME

2013年11月13日水曜日

11/12 虫の音消えて


先日、バグパイプや、ゴシックハープ、フィドルやハーディ・ガーディなどを使ったバンドの演奏を聴きました。

素敵な公演でした。

世の中には本当にいろんな音楽があるなと思います。

最近、自分の周りでは、ミュージシャンが音楽を抜きにして音楽を語ろうとしたり、自分の表現と向き合えずに辞めてしまったりすることが多いなと感じていました。


ロック、ロックンロール、ポップ、ブルース、メタル、コア、ジャズ、スイング、ビ・バップ、フュージョン、クロスオーバー、カントリー、ブルーグラス、ロカビリー、ラグタイム、ケイジャン、ソウル、R&B、ファンク、モータウン、ヒップホップ、ラップ、ディスコ、テクノ、ハウス、ユーロビート、アシッドジャズ、スカ、ロックステディ、レゲエ、ダブ、カリプソ、マリアッチ、ラテン、アフロキューバン、ファド、タンゴ、フォルクローレ、ショーロ、ランバダ、サンバ、ボサノバ、MPB、ルンバ、マンボ、サルサ、チャチャ、ズーク、リンガラ、アフロファンク、グリオ、フジ、アパラ、ジュジュ、ボンゴフレーバー、マリブルース、ケープジャズ、アラビア音楽、ジプシー、ロマ、チャールダーシュ、ジプシースイング、ブルガリアンポリフォニー、フラメンコ、ミュゼット、シャンソン、クラシック、オペラ、ヨーロッパ古楽、ケルト、アイリッシュ、カンツォーネ、ラーガ、カタック、バウル、カッワーリー、ガムラン、ケチャ、ジェゴク、ガドン、クロンチョン、アルタイ音楽、ホーミー、オルティン・ドー、ハワイアン、フラ、タヒチアン、サンムノリ、ユカラ、ヤイサマ、etc...そして僕たちの国の民謡や芸能、宮廷音楽や童謡唱歌ポップス。

と、思いつくままに音楽ジャンルをあげてみました。

詳しい人はもっと出せるでしょう。

聴いてはいるものの、名前を知らない音楽も沢山あります。

例えばインドで、車の配管を改造して作ったバイオリンを弾いて歌っていた少年の歌は、思い出に強く残っています。


もっともっといろんなものを聴きたいな。

世界のどこかに、もっと優しくもっと勇ましいものがあるかも知れないですね。

裏山の藪の中にも何かいるかも。

2013年11月12日火曜日

11/11 スガイ鉄工所


スガイ鉄工所の主、菅井さんにお呼ばれして、音の出る円盤「プロパノータ」のデモ演奏の収録を手伝ってきました。

プロパンガスのボンベの廃材で出来ているとは思えない、瑞々しいサウンド。

ギターとの即興セッションを数曲映像に録りました。


ギャラはなんと鳥の丸焼きでありました。

僕は3/4羽食べました。

満腹であります。

気持ちのいい音とうまい食事、菅井さんのナチュラルな人柄、いろいろな面からさっぱりと癒されて帰ってきました。


スガイ鉄工所は、藤枝駅近くにあります。鉄工所と言ってもほんとの鉄工所ではありません。

音の出る円盤「プロパノータ」
http://www.propano-ta.com/

プロパンボレロ
(菅井さんの行ったワークショップ、これはすごいです。)
http://www.youtube.com/watch?v=ucpWa6VHl5s#t=77

2013年11月9日土曜日

11/8 あるサウンドトラック

職場の外のコンクリートの上に、カナブンが何週間も死んだまま止まっていたので、今日拾い上げて土の上に落としました。

生き物は土に還るが幸せか、それとも微生物の犠牲にならずにそのまま残っていたいのか。

ふと、そんなことを思いました。


和太鼓・篠笛奏者、原口氏との録音のための練習が始まりました。

これは面白い音楽になりそうな予感がしました。

収録予定は…、

1 序
2 大太鼓(タイトル未定)
3 After the Gold Rush
4 てのひら
5 生きる力
6 見上げてごらん夜の星を
7 暗闇
8 アヴェ・マリア
9 掟
10 花をたむけよ、たむけよ花を
11 解放のマーチ~終
12 天使の歌

音は、音源の中にとどまりながら、どこか遠い世界に消えていく感じがします。

2013年11月6日水曜日

11/5 CD購入について

ブログの方での告知が遅くなりましたが、新しいCD「WHITE COBALT ORANGE」がインターネットで購入できるようになりました。

遠方の方、ライブに来るのがちょっとね…、という方はぜひぜひネット通販してください。

以下は購入サイトのURLです。念のため今までのCD作品も…。

サイト LOVERECORDS
購入可能CD「水景」「しらさぎの歌」「white cobalt orange」
http://love-records.net/?mode=srh&cid&keyword=%B4%DD%BB%B3%B8%A6%C6%F3%CF%BA&x=31&y=4

サイト アマゾン
購入可能CD「光の雨の国」
http://www.amazon.co.jp/s?_encoding=UTF8&field-artist=丸山研二郎&search-alias=music-artist

HPのCD紹介コーナーからも飛べるようになっています。
どうぞよろしくお願いいたします。

2013年11月5日火曜日

11/4 ロック喫茶9周年


ロック喫茶「マキタさんとミッちゃんトコ」が9周年を迎えたので、お祝いをしました。

いつもは一日一組のライブですが、第一月曜、大木としふみさんの日に、今回僕はゲストとして呼んで頂いて小一時間のステージをもらいました。


僕はこちらで毎月ライブをさせて頂くようになって、5~6年になります。

いわゆる懐メロ世代のお客さんが多いので、最初のころはフォークや洋楽のレパートリーを増やすとか、どんなお客さんを相手にしても渡り合っていけるということを目標に、修行の場として考えていました。

ところが最近は、演奏力やステージの進行能力もちょっとはましになったので、自分の曲や、毛色の違うカバー曲もだんだんと浸透するようになって、どんどん楽しくなってきました。

自分も歳が上がってきて、年輩のお客さんとも臆さず話せるようになったということもあるでしょう。


しかし何よりも、お店と自分との距離を縮めてくれたのが、去年からマキタさんトコで演奏を始めた、ミュージシャンの大木さんでした。

みんなのライブにいつも足を運んでくれて、どんどん親密にみんなをつなげてくれる。

僕も結果、お店に行く機会が増えました。

そんな大木さんと、マキタさんとママさんをお祝い出来たことが何よりうれしく、素晴らしい夜でした。


マキタさんのステージを参考に、このお店で鍛えられたおかげで、僕は大体どんな場所に演奏に行っても、そんなにびっくりせずにステージが踏めるようになりました。

何物にも代えがたい経験をさせて頂けたと、多少オーバーに表現したくなるような、そんなお祝いの夜でありました。

2013年11月4日月曜日

11/3 メナムの赤い花

静岡に最高のタイ料理屋があります。

その名も「タイ・オーキッド」。

また昨日もトムヤムクンを食べに行ってしまいました。

心からうまいと思います。

ゆかいなタイ人のおじさんがやっている、ほったて小屋みたいなお店。本当に、現地の田舎の街道沿いの安いお店みたいな、情緒ある雰囲気なのです。


昨日はタイ人の若い男の子たちが外の席にたまっていて、お店のギターを弾きながら遊んでいました。

気さくな人たちだったので一緒になって乾杯をすると、僕のなりを見てどう思ったのか、身振りで「ギター弾く?」というようなことを言うので、僕も一緒にギターを弾きました。

タイ人の男の子がなぜか「かんぱい~♪」を歌い出したので、僕が伴奏すると非常に喜ばれました。

そしておいしいタイ料理を食べて、お互いなぜか「Rock you!」といって別れたのでした。

彼らの歌っていたタイのポップスもよかったし、やはり音楽はいいですね。


オーナーのおじさんは、暇になると女の子をからかったり、変なお面をつけておどけたりしています。

なんて素敵なお店なんだろうと思いました。

人との摩擦が苦手な人でなければ、一度行ってみることを強くお勧めします。

2013年11月2日土曜日

10/31 ボタニカ


「チビオヤジの フォークだよ!人生は」という企画。

面白いタイトルですね。

ジャズだよ人生は、これはちょっと違う。

ロックだよ人生は、これはどこかで無理が生じる。

ブルースだよ人生は、これはよほどの人でないと言えない。

パンクだよ人生は、最後までいけたら偉大ですね。

フュージョンだよ人生は、これは変わった人ですね。

レゲエだよ人生は、うーむ何かで捕まりそうですね。

ケチャだよ人生は、そうしたい人はそうなさい。

カリプソだよ人生は…、アフロキューバンだよ人生は…、

いや、やはりフォークだよ人生は。


余分なことを書きましたが、とてもいい夜になりました。

アートスペース「ボタニカ」の展示室を借りての、またいつもとは違った雰囲気のライブでした。

出演者は、石田チビオヤジさん、クロキユウタさん、そして私。

チビオヤジさんにはまたもほろっとさせられてしまったし、ユウタの新曲は素晴らしい曲だった。

僕も最近は少しずつ、やりたいと思ったことが実現できるようになって、ライブ後の気持ちも充実するようになりました。

あと「もう一歩」というところですが、もうちょっと練習して自分の目標に追いついていきたいと思います。

お客さんで来て下さった方が、動画を作成してくれました。