2010年9月30日木曜日

9/29

なるほど、オーディオインターフェイスの他に、
マイクプリアンプのいいものがあればいいそうです。

トランジスタより、真空管の方があたたかい音になるので、
アコースティック楽器には適しているらしいのです。

しかし、音響機材は上を見たらキリがないですね。
マイク1本さして、ボリュームとゲインの調整がついてて20万円とか。

気が遠くなります。

しかしあんまり機材にこだわりすぎると、
いい演奏をするという音楽の本質から遠ざかっていくようです。

それはみな口々に言っていることのようですから、
いわゆる「縁」のある道具が見つかればいいなと思っています。


秋が深くなってきました。
今日は割とあたたかい夜です。

虫たちも元気に鳴いています。
いい声だなと思います。

2010年9月28日火曜日

9/27.28

ライブハウス「UHU」の面々と、山梨に一泊で遊びに行きました。

雨の中、屋根の下でバーベキューをしました。

本当に楽しかった。

ギターを出して歌ったり。

飲みながら、いろいろな話をしました。

きっとみんな一生の付き合いになればいいな。

(温泉で、遊びで童謡をコーラスしていたら、知らないおじさんにほめられました。)

ハロゲンライトの明かりや、炭のにおいとともに、心に沁みついていくことです。

2010年9月26日日曜日

9/26

今日は、臨時のホームヘルパーで介助の仕事をしたのち、
清水マリンパークで行われていた「福祉のまつり2010」に顔を出してきました。

久しぶりに会う人達がたくさんいて、とてもうれしく再開しました。
福祉の世界にはいろいろ暗いニュースや、不理解ももちろんあるけれど、
みんながんばっていて、にこにこ笑って出迎えてくれますのでいつも救われます。

昨日今日と久々に福祉の世界に戻りました。
さて自分も頑張らなくては、とまっすぐに思いました。

2010年9月25日土曜日

9/25

今日はThe Fawnのライブ。
藤枝市にある社会福祉法人
ハルモニア」の創立5周年イベントで演奏しました。

実は不思議なご縁があり、5年前、その落成式で演奏したことがあったのです。

その時は、現Fawnのベース会津里花さんと、僕と、
その他ミュージシャン2人を入れた違う名前のバンドでしたが、
大変思い出に残る演奏になったのです。

それから5年。

なんだかあっという間だった気がしますが、
また、この施設に演奏に来られたことをうれしく思いました。

今回も、みんな好意をもって聴いてくださり、
気持ちいいライブができたと思います。


ハルモニアは、障害を持った人の自立訓練や就労支援、
グループホームなど、幅広い福祉を手がけている事業所で、
落成当時からずいぶんと事業展開して、新しい店舗も出し、
2年後には、保育施設の設立も企画しているとか。

その新しい店舗のコンセプトは、
障害のある人もない人も一緒に働くことなんだそうです。
あれ、どこかで聞いたような?
僕が以前に働き、関わっていた福祉の環境、職場と同じ目標だったのでとても共感しました。

地域でみんなが、ノーマライゼーションを実現して、
ほんとの意味で暮らしやすい世の中になることを願いました。

そしてまた、今後もいろいろな形で交流したいということを固く約束してきました(^^)

これミュージシャン冥利につきると思っています。


あ、そうそう。

藤枝駅近くのbiviというショッピングセンターにハルモニア新店舗「オリーブ」があり、
自家製「なめらかプリン」が売っています。
これ、おいしいです(^0^)

9/24

UHUのイベント「風太のぼくんちへおいでよ」に急きょ出演しました。

今日はギターソロを多めにかけました。
面白い演奏ができたと自分では思ったのですが、
どのように聴いていただけたかな(^^)

風太さんとのデュオでは、なんだかがっちりかみ合った感じがして、
楽しく演奏することができました。

今日は風太さんづくしだったのです(笑)


昼間は昼間で、風太さんの家にちょっと遊びに行き、
オーディオインターフェイスやマイクプリアンプについて教えてもらいました。

いろいろな意味での発展のために、音源サンプルや作品集を作りたいと思い、
新しい録音機材の購入を考えているのですが、ほんとに多種多様で機能も水準も様々。
そこに個人の好みの問題も入ってくるわけですから選ぶのに迷っています。

今日教えてもらった情報をもとに、しばし勉強してからですね。



昨日今日、急に寒くなりました。
いつも元気で鳴いていた虫たちの声も今日は弱々しく感じられます。
わびしさも秋の風情ではありますが。

みなさんも体調を崩されないよう。
僕も布団にくるまって寝ます。

明日はやっぱり風太さんと藤枝で演奏なのです(^^;)

2010年9月23日木曜日

9/23

こないだ夢の中で、言い知れぬ名曲に出会うことがあると書きましたが、
昨日夢で、すばらしいギタリスト、歌うたいのギター講座に参加しました。
名前は覚えていませんが、ひげをはやして眼鏡をかけた南米の人でした。

彼は、ギター独奏ではリュートで奏でるようなバロック音楽を演奏し、
歌うととてもいい声で、スパニッシュのような歌をうたっていました。

他にも何人か生徒がいて、
自分で弾き語りをする時のやりかた、
別に歌い手がいて、自分はギターに徹するときのやりかた、
などについて一緒に学びました。

そして僕はある曲の楽譜を伝授され、先生は目の前でそれを弾いてくれたのです。
えもいわれぬ素晴らしい曲だったのに…、夢の外に持って出ることができなかった。

楽譜の形はぼんやりと覚えているのですが、音階や記号までは思い出せないのです…。

先生の国は、未だ戦争の続く国だと夢の中で思った記憶があります。
架空の人物かも知れないけど、きっと音楽を通じた同士ですね。

少なくとも僕の夢の中に知覚されたすばらしい存在なのですから。



そのあともう一度寝たら、今度は劇団の一員になった夢を見ました。
僕が音楽を担当していました。
なぜか、樹木希林さんが受付に座っていて、僕は挨拶をしました。

そしてなぜか流れてきた音楽は、「チックコリア・エレクトリックバンド」で、
「フランク・ギャンバレ」がバリバリ、ギターを弾いていました。

色々なものに興味がありすぎるのも困りますね。

2010年9月22日水曜日

9/22

夕暮れには朱色の入道雲が山の向こうへと消えてゆき、
東の空には満月がゆっくりと登っていました。

なんだか雲と一緒に、長かった夏が去って行ったような気がしました。

天気予報では明日から涼しくなるそうですが…。
今年はまだ秋へと心が追い付きません。

一首 。

よをまたず いりゆくなつの そらかける 
くものすずみし さぎこえるやま

 大したことないですね…。


ところで今日は中秋の名月です。

近所の和菓子屋でお月見団子を買ってみましたが、
恥ずかしながら初めて知ったことには、静岡では昔から「へそ団子」といって
扁平につぶれたような団子を飾るのだそうで、全国的にも珍しいのだとか。

まんまるじゃないんだって!?
皆さん知ってましたか?

2010年9月21日火曜日

9/21

今日は宮澤賢治の命日です。

その人となり、作品についてはいろいろな解釈、意見があるので書きませんが、
僕は彼の言葉や、思想ひとつひとつに深い感銘を受けました。

岩手県花巻市では、今日「賢治祭」なるものが行われているそうです。
いつかイーハトーブに行ってみたいです。


星めぐりの歌

あかいめだまの さそり
ひろげたわしの つばさ
あおいめだまの こいぬ
ひかりのへびの とぐろ

オリオンはたかく うたひ
つゆと しもとを おとす

アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち
おおぐまのあしを きたに
いつつのばした ところ

こぐまのひたひの うへは
そらのめぐりの めあて

2010年9月20日月曜日

9/20

今日は、僕がギターで参加しているバンド
「The Fawn」のリーダー風太さんの結婚お披露目パーティに行ってきました。

場所は元フィリピンパブだったというスナック(笑)
風太さんらしいですが、しかしなかなか侮れないもので、
ステージから、控室から結構設備がいいのです。

The Fawn で演奏し、僕もソロで、お祝いの曲を演奏しました。

あたたかなお客さんと、なぜかカラオケのトラックをBGMに、
ゆるやかにパーティは進行しました。


明日の雨に 僕らは傘もささずに
ふざけあいながら 一歩ずつ歩いてゆくだろう

泣いたり笑ったり ケンカしたり
あたりまえに過ぎてゆく 毎日のなかで

明日の風に 僕らは流されながら
いつか本当の愛を 見つけてゆくのだろう

奇跡じゃなくて ドラマでもない
本当の愛を 築き上げた愛を

 
これは風太ちゃんの歌。
僕はこの歌が好きです。
 
おめでとう。

2010年9月19日日曜日

9/19

今日の晩御飯は、「ホウレンソウのクリームパスタ」にしようか。

それともこないだスノドカフェのイベントで覚えた、
塩ラーメンのアレンジ料理、「酸辛湯風塩ラーメン」にしようか、
迷いましたがタッチの差で後者が勝ちました。

野菜をいっぱい入れて。
今日は節約料理です(^3^)


いやはやライブのたびに、

いい音の空間を作れるように、
いろんな面で努力したいと強く思います。
最後までゆっくりといい時間を過ごしてもらうために、

どんな曲を選ぶのか。
どんな風に演奏するのか。
何を話すのか。
何のためにやって、何を伝えるのか。

そのために日常自分がやるべきことは何か。

練習しても練習しても、何か足りないと思う今日この頃だったのですが、
何でも漫然とやっているだけでは成らんと、思い立ち、

メニューをきちんと立ててやろうという目標にいたりました。
呼吸法や、ギターの基礎練習もしかり。
休憩、家事の時間もきっちりとります。

僕は子供のころから3日坊主ですけどね。

2010年9月18日土曜日

9/18

新しいCDのマスターがついに仕上がりました。

いくつかの曲を、作品コーナーに試聴のためアップしましたので、
よかったら皆さん聴いてください。

どのように聴かれますか…。
僕の作った可愛い歌や曲たちです。

発売は10月半ばになります。
どうぞよろしくお願いいたします。



さて今日は、「フォークテラス海風」にて演奏があります。
精一杯演奏してきます(^^)/

2010年9月17日金曜日

9/17

うちには、何故かクモがたくさんいます。

いろんなところに糸をはるので掃除しなくてはならないけど、
ハエや、ゴキブリなどを食べてくれるそうなので、
かわいく思い一緒に生活しています。

しかし、でっかいクモは出てくると驚きますね。

パソコンをいじっていると、こどもの手のひらぐらいあるやつが、
すぐ脇の壁にぬっと出て来たので思わず「おおっ!」と声をあげたら、
向こうもびっくりして逃げていきました。

大きいのは糸ははらずフリーランスで生きています。
面白いもので、大きいクモは人間を人間と感じているようです。
しばらく視線を感じて固まったり、こっちがちょっと動くと向こうもちょっと動いたりします。
彼らは案外小心者なのです。

糸をはるのは小さいので、小さい方が気が強いですね。
おそらく人の手が生き物だと感じないのでしょうか。手をかざしても逃げません。
うちにいるものは、女郎グモなどと違って巣で生活するのではなく、
糸は高いところから下りたり、移動したりするときに使っているようです。

虫もよくみるとかわいいですが、
ゴキブリはなぜかそうはいきません。

害虫、益虫の考え方って意外と人間の勝手ですね。
利害関係をこえた世界で、お互い暮らしていけないかといつも思います。

きっとそれができれば戦争はなくなるのです。

2010年9月16日木曜日

9/16

急に秋めいて、涼やかになりました。
うちは昨日から、お布団を夏掛けから厚いのに代えました。


今日は我らが永遠のホーム「ライブハウスUHU」の4周年の日です。

なぜホームかといえば、ただ単に演奏ができて、聴きにいける場所ではなくて、
辛いことも楽しいことも、人間的な部分でわかちあえる場所だからです。

もちろん表面的に利用するだけの人も沢山いるけれど、
僕はUHUで、音楽を通じていろいろな精神的なきっかけを得ました。


そしてほんとの友だちを得ましたよ。


みんなUHUに遊びに行きましょう。
でも飲みすぎて風邪などひかぬよう…(^^)

2010年9月15日水曜日

9/15

うちの「すずめうり」君に実がつきました。
まだ青く、色づきませんがかわいらしい実です。

しかし小さいですね…。
他でみたのはもっと大きかったです。
土がわるかったのかな?

今、あたらしい曲のデモ録音をし、
第2段、3段の音源の構想を練っています。

実は意外と、まったくあたらしい音楽が出来上がりつつあります。

いや、まったくあたらしいってことはありませんな。
あくまで音楽ですからね。

自分だけの、構築美です。
キラキラと輝いています。

2010年9月14日火曜日

9/14

雨がしとしと降り、
その雨音に混じって虫の音が聞こえます。

ゆっくりとした秋の音に感動しました。


今日はたまには、いろいろ赤裸々に書きましょう。

この所、とある出来事から「形式」と「融和」について考えました。

ジャズの形式、ブルースの形式、ロックの形式、ポップスの形式。
音楽を形作るためには、何らかの形式を学ばなくてはなりません。

ライブの形式、レコーディングの形式、メディアの形式、ステレオの形式。
音楽を人に伝えるためには、何らかの形式を学ばなくてはなりません。

こないだ書いたことと矛盾するかもしれないけれども、
人は、「ふるさと」が上手に音のバランスよく演奏されていることに感動するのではなく、
「ふるさと」という曲と、奏者の感覚、聴き手の感覚が、一つに融け合って、
そこから生まれる、何らかの情緒に感動するのだと思います。

人に懐かしさや、親しみやすさを与えるのは、
例えば「ふるさと」という「形式」ではなく、
「ふるさと」を通じて感じる、「融和」なのだと思います。


今自分のCDのミックスが行われていますが、
大好きな素敵なプロデューサーと、エンジニアの皆さんが、
大切に、ミックスしてくれています。

しかし、遠隔地での録音や、自分の伝達不足のせいもあって、
参加ミュージシャンに、実際に会って曲のイメージを話し合えなかったり、
ミックスに立ち会えなかったりと、自分にとってはとても悔しい出来事が起こりました。

つまり、みんなの曲に対する気持ちが融和せず、
形式的な音楽理論や、コード感や音色、リズムの感覚のみを基調にした常套句で、
音を作り上げなくてはならず、それは自分にとって本当に辛かったのです。

楽曲制作や、リスナーへの宣伝の「形式」を共有するのではなくて、
演奏家や、聴き手とほんとの意味で融和していきたいと思います。

それは、単なるビジネスではなく、
音楽を通じて(自分も含めて)よりよく生活をしたり、
豊かなやさしさを身につけたりすることに、つながると思うからです。

なんだかんだいって、実力はおぼつきませんが、
自分は音楽に一生をささげてきたし、これからもそうなのだろうと感じました。

その割には練習しないな。
がんばります。

9/13

森が洪水で流されてしまいそうなので、
森の中でいっしょに暮らしていたリスの親子を助けようと、
6匹の子リスと、お母さんリスと一緒に、バスに乗って、
安全な町に逃げようとしたところで起きました。


僕は結構、ドラマティックな夢をみることが多いです。

水中都市で、少年と一緒に暮らしたり。
手錠でつながれた相棒と、街をテロから守ろうとしたり。

夢は、実存ではありませんが、確かに自分の中では知覚されており、
脳内という別の世界で実際に起こっていることだと思います。
だから嘘ではないですよね。

「培養液の中の脳の理論」とかなんとかいって、
自分が今見ているものが現実だという保証もどこにもないですし(^^)

とはいえ僕は現実に生きています。


「yesterday」はポール・マッカートニーが、
夢のなかで聴いた音を元に作ったといわれていますが、
僕も夢の中で、言いようのない未知の名曲に出会う事が時々あります。

しかしだいたい忘れてしまうのです。

2010年9月13日月曜日

9/12

仙台まで過酷な旅でありました。

夜12:30ごろ静岡を出て、
ジル君、てっちゃんと交代で運転し、仙台市内に着いたのが朝8:30。

スーパー銭湯で3時間ほどごろ寝して、そのあと、
牛たんを食べたり、ジャズフェスのライブを回ったり、FREEを飲んだりしているうちに、
あっという間に、自分たちの出番になり、あっという間に終わって、ご飯を食べて、
帰路につきました。

往復14時間車のなかで、「運転していた」という印象の強く残る旅行です(^^;)
首都高、東北道をはじめて自分で運転しました。
いろいろな都市に行くのに不可欠なので、勉強になりました。

東京はバビロンで、霞が関や荒川の高層マンションの灯が広大にも弱々しく見えました。
栃木や、福島の田んぼや山の緑はとても力強く綺麗でした。

いろんな話ができ、新しいつながりもでき、いい旅になりました。
でも次は、ちょっとコストがかかっても1泊…。

2010年9月11日土曜日

9/11

今夜は、カフェ「capu」にてソロライブ。
そのまま夜静岡をでて、明日は仙台ジャズフェスに出演です。

過酷です。

今日、新しいCDのマスターが仕上がってきました。
ただいま試聴中です。

いろいろなことを考えています。
商品としてはいい音源です。
いままで、僕のソロを聴いてくれていた方はびっくりするかも。
 
それぞれ感覚は違えど、人から自分の曲たちがどのように感じられているのでしょう。

少なくとも自分は、
鑑賞されるための「形式」をやりたいのではなかった。
鑑賞されるために「融和」したいのだったと思いました。

きれいな音源に仕上げてもらえてうれしい。
でもある種の別の感覚が湧き上がってきます。

あたらしい創作意欲に燃えます。

2010年9月10日金曜日

9/10

「Eegletta alba」という曲を完成させました。
簡単な弾き語りの曲です。
人にどう聴こえるかはともかくとして、
最近の曲たちの、ある「雰囲気」を気に入っています。

さっき、
「おかあさん赤とんぼ見つけた!」
と、どこかの子供が窓の外で叫んだのを聞いてジーンとしてしまいました。

きれいな話にはしたくないですね。きっとあたりまえでなくては。

あさって仙台に行くので、これから車の安全点検をしてもらいに行き、
そのあと弦を買って、The Fawnの練習をしに会津里花さんちへ行ってきます。

The Fawn一同、前に「あの面白い人たち。」と紹介されたのにショックを受けています。
3人とも個々に演奏するときは、あんまりお客を笑わせたりしないんですが、
なぜか3人そろうと、急にお笑いっぽくなるのはなぜでしょう??
真面目にやっているつもりなのだが…。

そういえばこないだの練習中も、笑いすぎておなかが痛くなりました。
「♪大人になってぼくら笑わなくなったね」とか歌ってるひと。
こっちはドリフ見た時の次ぐらいに笑ってますよ♪

ソウルトレイン

今日は、あさって9/11のCAPUでのライブのために、練習をしてきました。

お相手はパーカッションの菅井さん。
僕のオリジナル曲「Blues」「河の水」と、
Egberto Gismontiの「Palhaço」という曲を合わせました。

リズムがなかなか難しく苦戦しましたが、とてもいいアレンジになりました。
本番がたのしみです!


今日はこんなことを話しました。

個性化、自由化、大いに結構。しかし。
音楽をふくむいろいろの芸術は、
伝統と、革新のバランスの上に成り立っている。

伝統を受け継ぐということは、
「型」を学び、個を滅さなくてはならない。

でも型をしっかりと踏襲するからこそ、
その「型」を破ることができ、自分の本来にたどりつくことができる。

自分はいい加減にも、ちょっと人と違う思いつきや、確実性のない小さな表現を、
個性だと思い込んで本当の練習をおろそかにしていなかっただろうか。

たとえば、日本人なのに「ふるさと」すら演奏できず(べつにできなくてもいいんだけど…)
自分はミュージシャンだと言い張っている人も沢山います。

昔のインド音楽家は、練習のとき、天井からひもで自分の髪の毛を吊って、
眠りそうになると、髪の引っ張られる痛みで起きてまた練習したといいますが。

僕にはできない…。

2010年9月8日水曜日

9/8

久々の雨は暴風雨でした。

台風が来ると、昔うちが雨漏りして、水浸しになり、
みんなでかき出した時のことを思い出します。

今日は家に閉じ込められましたので、
チラシを完成させました。

僕はデザインがすきです。
あんまりうまくはないですけどね。
 


今は、雨風も止んで、つくつくぼーしが鳴き始めました。
夕方になると段々とコオロギの声に変わっていきます。

新しい曲を完成させなくては。

9/7

ZilLBANDでCD完成の打ち上げをしました。
いろいろの話をし、自分が、どのようなミュージシャンでありたいのか考えました。

自分の目標。
お客さんの意思。
作曲法。
表現するべきこと。
伝えるべきこと。
受け取るべきこと。

バランスが大事だと思います。

それとはあまり関係ないですが、お互いに課題をもうけました。
ジル君は「A B サビ A´ B´ サビ C サビ」などの割と決まったJpop型の曲を作ります。
対して僕は、Aメロ、Bメロ、サビなどの作曲的な常套句があまり好きではありません。

なのでお互い交換して、ジル君はBメロのない曲。
僕はBメロのある曲、を作ってくることになりました。

テーマは「電球」
ジル君は3分30秒以内、僕は4分30秒以内の曲です。

本質とは違うかもしれないけど、面白い試みです。
新しい気づきにつながるかも知れません。

2010年9月6日月曜日

9/6

録音のため、しばらく休止していましたが、
だんだん新しいライブが入り、
つながりが以前のように復活してきました。

毎年楽しみだった、寸又峡温泉ロビーコンサートも10月に予定されました。
音源を完成させ、何とか軌道に乗っていけば…と思います。

がんばって、うちのサボテンや、すずめうりたちを養わなくては。。

もらえるものはもらっておきたく…。
今日は失業保険の受給のためにハローワークに行ってきました。
しかし何だかいつもいやな思いをします。
横柄な態度の職員さん(優しい人もいますよ。)
横柄な態度のお客さん。
横柄な態度の以前紹介してもらったバイト先の社長。

横柄はよくないっ。
人にやさしくしなさいっ。

2010年9月5日日曜日

9/5

今日はとにかく暑かったです。

猛暑の炎天下、静岡「ペガサート」の外の一角で、
戦うオヤジの応援団」の皆さんと一緒に路上ライブに出演しました。

僕はオヤジ予備軍ということで。

ちょっと入り組んだ場所にも関わらず、結構な人が見に来てくれました。

ジャンルは昭和フォークからアメリカン、ギターインストまでさまざまでしたが、
オリジナルであれ有名な曲であれ、
皆さん、その曲たちにいろいろの思いがこもっており、心にしみました。

むろん好き嫌いは別として、
今、僕らの世代の間で流行っている曲は、
僕らが今日出演したオヤジの皆さんの年になったとき、
そのように、懐かしい思い出や、力強い前向きさと共に歌われるだろうか。
と考えました。

オヤジたちはみな気さくでいい人(^^)
僕もああいうオヤジになりたいです。

十分オヤジくさいと言われますけどね。

9/4

オルタナティブスペース「スノドカフェ」の、
インターネット放送「Shizuoka JAM stream」に出演して来ました。
配信のスペック上、音割れなどあったみたいですが、なかなかいいライブができたと思います。

今日は、はじめの日ですからね。
いろいろおバカ企画もあったようで(笑)

新しい試み、素敵ないい活動を応援していきたいと思います。
新しいつながり、信頼が芽生え、広がっていきます。

放送は夕方5時から朝5時までやるそうですよ。
体力のある人たちです。。

今後はいろいろ企画をたて、3時間ぐらいの番組に仕立てていくそうです。

2010年9月4日土曜日

9/3

今日は、今度のライブのために、パーカッションの菅井さんと練習をしました。
菅井さんは、3曲のゲスト出演です。

タブラや、つぼ、色々の鳴り物を駆使して、僕の曲が彩られていきました。
とても素敵な瞬間です。

夕方には、以前にいっしょに演奏させてもらった、
ジプシースイングの達人、佐々木優樹くんのお店に遊びに行き、
ちょっとセッションをしました。

この所いろいろなミュージシャンと合わせる機会があります。
それぞれがすばらしい感覚をもっています。

練習の合間にみた、ワールドミュージックのビデオでは、
「自分の中に流れている遺伝子や血は消すことが出来ない。
自分の文化、ルーツを大切にし、演奏の中に自然に表現されるのがよい。」
というようなことを言っていました。

ルーツとは何か、と考えます。

流行らされたものではない、
何かを引っ張ってきて、何かにつなげるのだから、
これは、いい加減なものは引っ張ってこられないのです。。

2010年9月3日金曜日

9/2

新しい活動が始まります。

今日初めて、ギタリスト荒井豊さんと、曲を合わせてみました。
近年まれに見る面白さです。

もっともっと練習したい、そう思わせてくれます。
それは上手い人を見た時の悔しい気持ちではなくて、
自分が出したい音のある部分を紡いでいける可能性への、責任感を感じたからです。

中心は、僕のオリジナルです。
あとは、ジャズや、ギター2台でもよさそうなポップスのカバーなどです。

休憩に、音楽の中の光について話しました。
誰も気にとめませんが、音は光の信号だと思います。

色々の透明な光、折り重なる色彩の美しさ。
理知と情緒。

暖かさと冷たさ。

それぞれの色に光っており、景色や情感を織りなす。
闇をも光の密度によって、許容されます。

やがて、ひとつに還っていくことを夢見ています。

2010年9月1日水曜日

9/1

昨日今日と、前の職場に招待され、障害を持った人たちとキャンプに行ってきました。
田貫湖畔のコテージに一泊し、ボランティアの学生さんなども含めて、楽しく過ごしました。

人それぞれのtempo。
速い人もいれば、遅い人もいます。
均一な人もいれば、変拍子の人もいます。

なかなか合唱することは難しい。
著しければ、それが「障害」ということなのだと思います。

自分は、伸縮自在なtempoを持ちたいと思います。
クリックされた習慣的tempoではなく、すべての人をつないでゆくことができる、
多次元的なtempo。

夜中に、
「作業所」の職員は常に何かの活動を通じて、
「障害のある人もない人も共に活きてゆく社会」の概念や、具体的な根拠を、
発信し続ける人間であるべきだという話をしました。

みんながそれぞれのtempoを持ちながら、
美しい対旋律を描くことができる。
その可能性を作っていける存在でありたいです。

それが音楽という作用に集約されれば、どんなに美しいだろうと思いました。