2014年3月29日土曜日

3/28 たしかあの時


何だかさっぱりと暖かくなってきました。

マキタさんトコでのライブの前に、街中のコーヒー屋さんに行くと、店員のお兄さんが「お久しぶりですね。」と声をかけてくれました。

去年の夏に一度だけ行ってそれっきりだったにもかかわらず、覚えていてくれたのです。

僕は感激しました。

いやー接客の鏡だ、と思っていると、

我らがマキタさんは、「たしか6年ぐらい前に一度来て下さいましたよね?」「えー!何で覚えてるんですか!?」という会話をお客さんとしていました。

上には上がいるものです。


この2日間。

マキタさんとミッちゃんトコ、UHUでのライブは非常に良かった。

お客さんがどう思ったかは分かりませんが、自分の中で1段だけ階段を昇れたような感じがしました。

ここ数ヶ月間、体にたまっていた何か悪いものをすこーしだけふっ切ることが出来たようです。

さて、4月には兵庫県宍粟市でのオカリナフェスティバル出演や、名古屋、福井、石川ツアーなども待っています。

新しい気持ちで向かって行けそうです。


最近好きなアルバムから1曲。

Marcos Valle - Flamengo até Morrer

2014年3月27日木曜日

3/26 春雨


今日は、しとしと雨が降る日でした。

隣の学校の桜が少しずつ開き始めました。

先日風邪をひき、立てかけてあった鏡で足の小指をずばりと切り、右手の爪を割り、他にもいくつかけがをし、何だか体中の調子が悪い今日この頃です。

まあ、そんな時期もあるでしょう。

何か途方もなくいいことの前触れだと前向きにとらえたいものです。


新しいライブが決まりました。

清水の旧街道沿い、横砂にあるカフェ「ソワカ」さんにて、ディナーライブをすることになりました。

同時に、知り合いの萩原恵美子さんという画家さんの個展も企画されています。

美味しい夕食とともに楽しんで頂けるライブです。

ぜひ予定に入れてくださいね。


■4月18日(金)       
静岡市清水区「珈琲専門店ソワカ」

18:30 open
19:30 start
\4000(御食事・お飲み物付)

要予約 お電話にて受付
ソワカ 054-364-3232

出演・丸山研二郎

ご予約・お問い合わせ
珈琲専門店 ソワカ
静岡市清水区横砂町19-11
https://plus.google.com/106162718067118281524/about?gl=jp&hl=ja#106162718067118281524/about?gl=jp&hl=ja

2014年3月23日日曜日

3/21 祝・建国!


ダンス王国がついに建国されました。

僕は「舞台省・音楽庁長官」という役職に任命されました。

肩書きなんてカンケイないもんね、と日ごろ思っているのに、長官だぞ、偉いんだぞ、という気持ちになりますね。

王国は、王国と言いながらも特に国王がおらず、議会制をとっていて、総理大臣はデイサービスの活動でも一緒だった通称「ダイス」さん。

秘かに尊敬してやまない素敵な総理大臣です。

シンポジウムでは、コミュニティダンスのあり方についての議論や、僕たちのデイサービスでの活動の発表会があり、とても勉強になりました。


実際にその活動に触れていない人は、国?何それ?と思っていると思います。

今後もダンスを通じた公演や、ワークショップなどをいろいろと行っていくはずです。

少しずつ、言葉を超えたコミュニケーションや芸術の輪が広がっていけば本当に素晴らしいことです。


茶畑のプロペラが夜通し回っています。

最近のやたらと忙しかった活動がひと段落して、すこし気持ちが落ち着きましたが、基本的にはどうもなかなか但力が復活しません。


ふと、僕の心の中に「音楽王国」という言葉が浮かびました。

これは、きっと仲良くやっていくのは難しいかもしれないな。

でも音楽は、国境を越えていきます。

だから僕はダンス王国の国民にしてもらえたのだと、うれしく思います。

2014年3月15日土曜日

3/15 NEWアルバム完成


新しいCD、「ある海のための音楽」が完成しました!

去年の夏に行ったダンス公演「バースデー!!」のために書き下ろした曲や、カバーした曲などが入ったサウンドトラックです。

3/21のシンポジウムに間に合わないかもしれないと思ってはらはらしましたが、今日届きました。

もちろん、初めて耳にする方にとっても、とても面白い内容になっていると思います。

ぜひぜひチェックしてください。


1、序
2、闇
3、てのひら
4、After the Gold Rush
5、見上げてごらん夜の星を
6、いきる力
7、Ave Maria(カッチーニ)
9、掟~バラが咲いた
8、花をたむける
10、解放のマーチ
11、ある海
12、天使の歌

2014年3月10日月曜日

3/10 建国準備始まる


静岡に「ダンス王国」なるものが建国されます。

コミュニティダンスというジャンルはまだまだ有名ではありませんが、技術のあるなしにかかわらず、どんな人でも表現をすることができ、より深いコミュニケーションを生活の中に見つけることができる。

自分の音楽に対する考え方からしても、音楽をやるものの立場からそんな場所へたどりつくのはひょっとしたら必然であったかも知れません。

ダンス王国にはいろんな大臣がいるそうで、文化大臣もいれば、少子化担当大臣までも決定しているそうです。

僕は、何と音楽大臣に任命されることになりそうです。

むろん勝手に決まっていました。

まあずっとそんな感じですが、非常に喜ばしい限りです。


建国式は、3/21(金)に市民文化会館で行われます。

1年間ずっと通ったデイサービスのダンスワークショップの報告や、コミュニティダンスに関するシンポジウムもあり、ダンス公演もありのボリュームたっぷりの一日です。

僕は、シンポジウムでちょっとだけしゃべって、ダンス公演にも音楽担当で参加します。

ぜひぜひ遊びに来て下さい。

文化会館にて、無料で予約を受け付けています。


■3月21日(金・祝)      
「ダンス王国Shizuoka建国」 
シンポジウム+ドキュメント映像上映+コミュニティダンス公演+建国セレモニー

第一部
シンポジウム14時00分~(開場13時30分)

第二部
ドキュメント映像上映+コミュニティダンス公演+
建国セレモニー18時00分~(開場17時30分)

場所:
静岡市民文化会館
中ホール ホワイエ(第一部)・舞台上特設舞台(第二部)

シンポジウムパネリスト:
稲田奈緒美(舞踊評論家)
アオキ裕キ(ダンサー・振付家・任意団体アオキカク主宰)
近藤良平(ダンサー・振付家・コンドルズ主催)
セレノグラフィカ 隅地茉歩(ダンサー・振付家)
セレノグラフィカ 阿比留修一(ダンサー)

コミュニティダンス公演出演:
セレノコンパーニョ
静岡コミュニティダンスプロジェクト実行委員会(SCDP)
(演奏:丸山研二郎/原口朋丈)

料金:
無料(要申込・第二部は投げ銭制)

申込方法:
(1)電話…静岡市民文化会館(054-251-3751)
(2)メールフォーム…メールフォームは2月8日に設置いたします。

申込期間:2014年2月8日(土)13時00分~

市民文化会館(メールフォーム)
http://www.scch.shizuoka-city.or.jp/special_dancekingdom.html

SCDP(静岡コミュニティダンスプロジェクト)
http://scdp.seesaa.net/

2014年3月5日水曜日

3/5 肩揉み


美容院のサービスで、頭や肩をマッサージしてくれるようになったのはいつ頃からだろうか。

久しぶりに髪を切りに行って、さりげなく美容師さんが肩を揉んでくれたのがとても気持ちがよかった。

別にどこがどうなったわけではないけれど、家に帰るまでとても体が軽くてなぜか気持ちまでやさしくなりました。


肩揉んでもらっといて、批評するようなことを言って申し訳ないのですが、手が触れるだけでほわーっと暖かく、気持ちよーくしてくれる人と、ツボや筋をぐいぐい押すだけの人がいますね。

一体何が違うんだろうな、と前々から思っていました。

「俺、肩揉むの上手いよ。」と言ってやってくれる人はほとんどの場合後者です。


どうやら何だかそれは、音楽の演奏にも通じるところがあると思いました。

声や楽器の音が気持ちよくて、いつまでも聴いていたいなと思う人と、フレーズや音程は上手なのに何だか心に響かないなと思う人がいます。

今日の美容師さんは、自分のすばらしい才能にきっと気がついていないでしょう。

自分の演奏は聴くことができません。

録音して聴いたり、演奏しながら自分を聴くのは、自分で自分の肩をつまむのに似ています。


たまには父親の肩揉みに実家に帰るかな。

3/4 桶屋の風

職場の帰りの時間に、障がいを持った男の子が、時々まったく帰らなくなってしまうのです。

上手にコミュニケーションが取れない人なので、理由が分からず半ばみんな困っていました。いろいろな言葉や方法で何とか帰そうとするのですが、いっこうに効き目がありません。

ところが今日、同じ障がいを持った女の子が、お水飲む?と言ってコップにお水を汲んで持ってきました。

そんなのいらないだろ、と僕は思ったのですが、彼はそれをゆっくり手にとって飲み干すと、何と急に動き出して準備を始めて帰って行きました。

喉が乾いていたから帰らなかったわけではないと思うのですが、いやー思いつかなかった、何だか不思議なことだなあと思いました。


それでちょっと思い出した出来事に。

ずいぶん前、夜遅く帰り道を自転車で走っていると。

信号待ちで後ろに停まった自転車の男性が何かぶつぶつ言っていました。

何だろうと思って聴いていると、「道を譲ってあげたのに…」とか、「ありがとうも言わない。」とか、そんなことをぶつぶつ言っているのです。

よく思い返してみると、僕は少し前に路肩に停まっていたその男性を追い抜いたのでした。

ただ停まっているだけのように見えたので、しゃーっと通り過ぎたのですが、実は僕のために道を譲っていたらしく、僕が何の挨拶もしなかったのが彼の気に入らなかったらしいのです。

彼は信号待ちの間、目を合わせるでもなく、そっぽを向いて何やらぼそぼそ文句を言っているので、僕もちょっとだけ好戦的な気持ちになってしまい、「僕に行ってるんですか?」と聴くと、そうだ、と言わんばかりにいろいろとやはり文句を言うのです。

こちらも少し熱くなって、ただ停まっているようにしか見えなかったから特にお礼を言わなかったとか、そういうことは自発的にするものだから、お礼がなかったとしても怒るものじゃないでしょ、と伝えようとしたのですが、いっこうに納得する気配がありません。

夜中の交差点でしばらくの間、押し問答をした挙句。

とにかくお礼を言ってくれればいいのだ、というようなことを彼が言うので、僕もだんだん面倒くさくなって、「わかった!ありがとう。」と半ばぶっきらぼうに言うと、彼は納得したらしく「ありがとう。」と言って握手を求めてきました。

僕は拍子抜けしてしまって、何だか急にイライラもなくなって彼の手をとりました。

それじゃ、といって男性は行ってしまったのですが、僕は何だか妙にさっぱりした気持ちになりました。

お互いに手を振って別れたりしてしまったのです。


どちらかの主張が通るか通らないか、ということよりも、ほんのちょっとしたことでぱっと全部が解決してしまうこともあるのですね。

社会で起こっている沢山の問題も、その方法を思いつかないだけで意外とそんなものかもしれないと思いました。

2014年3月2日日曜日

3/2 銀の演奏会(2/28)


今回の銀の演奏会は、純粋にとても楽しかった。

僕とオカリナの長谷川さんの「So What」、ノーザンスター+僕、長谷川さん+ノーザンスター、という出演者3人全部の組み合わせがありました。

それぞれ、まったく違った色を出しながら、一つの時間を作ることができたように思います。


僕の曲を、ノーザンスターのあゆみちゃんが2曲歌ってくれました。

それは、自分が描いていたイメージにぐっと近づいたような気がしました。

頭の中でずっとぐるぐる回っていながら、なかなか実現できないちょっとした構想があります。

少しずつ形にしていきたいと思いました。


次回の銀の演奏会は、3月28日です。

また遊びに来て下さいね!

2014年3月1日土曜日

2/28 シギリージャ

最近、あまり練習する時間がない。

時間がないのに、なぜかギターがうまくなっている気がする。

きっと錯覚だと思う。

まあ、もともと自分がうまいとは思っていないのですが、そういうことってありますよね。必ずしも技術的な練習だけが大事なのではないということ。


このところいろんな予定にかまけて、大切な練習や、人に接する時間が犠牲になっていました。

どこかで自分のことががうまくいかないことを、人のせいにしていたのかもしれません。


仕事の休憩中ふと思い立って、なかなか出てこなくてそのままになっていた歌詞のメモを読み返してみると、すらすらっとその先が出てきました。

今日の昼間は少し時間があったので、根気を出してギターを弾いた後、ぼーっと外を眺めました。

この家に引っ越してきたばかりのことが思い出されました。


最近のブログは、ほとんど散文ですね。


今日、人の話で知りましたが、パコ・デルシアが亡くなったらしい。

大きな影響を受けたわけではないけれど、僕はパコのギターが大好きでした。

偉大なミュージシャンがどんどんいなくなっていきます。

さびしくもあり、自分も微力ながら頑張らなきゃいけないとも思います。


Paco de Lucia "Impetu"
http://www.youtube.com/watch?v=xmqR93Us4S