2014年1月29日水曜日

1/28 ジャケット写真


自作のCDには今まで、ジャケットにあまり写真を使ったことがなかったのですが、今度の作品は使った楽器群が面白いので、写真を載せることにしました。

でもただ撮ったのでは面白くない。

考えた結果、原口氏と海岸に楽器を並べて撮影をするという暴挙を実行しました。

幸い陸風だったので、潮から楽器は守られました。

面白いジャケットになりそうです。

ギターに横から風が吹き込んで「フィー」という音を立てて共鳴していました。意外と楽器たちは喜んでいたのかもしれません。

綺麗に使うから許してね。

海辺で僕たちががちゃがちゃやっていると、最近の若い人は面白い事するね~、と言っておじさんが通り過ぎて行きました。


ふと思い出して、5年ほど前に人に頼まれて録った音源を聴き直していると、不思議なことに今とはまるっきり違うようなギターが録音されていました。

仕事で、とある映像にあてるために作って、結局使われなかった曲たちなのですが、活き活きとした旋律に自分には聴こえたのです。

新しい作品として形にしてみようかと思い始めました。

まだタイトルも付いていなかった10曲ほど。

興味のある人に聞いてもらいたいと思います。

2014年1月25日土曜日

1/26 ミックス

空気が湿ってきました。

夜半過ぎから雨が降るようです。枯れ残ったサザンカも散ってしまうでしょう。

僕は雨の前のやわらかな空気が割と好きです。


新しいアルバム「ある海のための音楽」のミックスが何とか出来上がったので、来週頭にマスタリングに出そうと思います。

ミックスは難しい。

バンドの中の一つの楽器の音量でも、ほんの0.何デシベルの差で全体が違って聞こえたりします。

慣れないと、どんどん目立たせたいパートの音量やエフェクトを盛ってしまったりして、ぐちゃぐちゃにやかましくなってしまう。

上手な人に言わせると、「足し」だけではなく「引き」のミックスが出来なくてはいけないのだそうです。

バンド演奏自体とも通じる部分があるわけですね。

そういう自分はまだまだ下手くそです。


今年は今までの作品をどんどん録音していきたいと思っています。

2014年1月20日月曜日

1/20 デ・オッシ

Nolenniu-de-ossi(ノレンニゥー・デ・オッシ)との2マンライブが終了しました。

楽しかった。

来て下さった方ありがとうございました。

デ・オッシの音楽は本当にユニークだけれど、そのステージは面白く、しかも落ち着いていて、何よりミュージシャンとして真摯であります。

だから何度も会いたくなってしまう。

今回は自分がどこか燃焼し切れなかったところがあったので、その楽しいステージとお客さんの盛り上がりを見ていて無性に悔しかったな。

本当に、いつまでもよい仲間でいたいミュージシャンです。


いつか僕と彼らで大きなライブを企画するか、または音源を作るか、何か面白いことをやりたいと、ふと思いました。

一緒に曲作りをして録音したら楽しそうですね。

いつもギターのやっさんは僕のことを仏だ仏だとからかいます。

デ・オッシのほうは何だか神社から出てきたみたいな二人なので、「神仏習合音楽」ってのは…、流行らないですね。

2014年1月19日日曜日

1/18 解放のマーチ


今日は光が薄赤くてさびしげな夕方でした。


最近めっきりブログから遠のいてしまった。

いろいろやらねばならないことが多くて、ゆっくり文章を考えている暇がないのです。

パソコンに向かっていることは多いのですが。


最近また幾つか課題を抱えています。

3月までに、「ある海のための音楽」と題した新しい音源を完成させること。音は録り終えていて、いい出来になっています。あとはマスタリングに出して、ジャケットを作るのみです。

これは先日行ったダンス公演のサントラで、和太鼓と篠笛奏者、原口朋丈氏とのデュオ作品です。

今までは彼の邦楽ユニットに僕が洋楽のテイストを加えるような感じで一緒に演奏していましたが、今回はみっちり僕の曲作りの方面に協力してもらいました。

ご期待ください。

1  序
2  闇
3  てのひら
4  After the Gold Rush
5  見上げてごらん夜の星を
6  いきる力
7  Ave Maria
8  掟
9  花をたむける
10 解放のマーチ
11 ある海
12 天使の歌


リビングカルチャーセンターというところで、朗読と音楽の演奏会を企画しています。

それで何と僕も朗読をすることになってしまったのです。

先日初めてその練習をしました。今まで人前で台詞を読むなどという経験はなかったので、なかなか気持ちが開くまでに時間がかかりましたが、だんだんその面白さが分かってきました。


オカリナとのデュオ「So What」の課題曲としてボサノバの「Chega De Saudade(シェガ・ジ・サウダージ)」を練習しています。

4月に兵庫県で行われるオカリナフェスティバルに参加するためです。

ハリー・アレンのバージョン。めちゃくちゃかっこいいけど難しい。

何という過酷。

何という難関。

ところがやっているうちにとても面白くなってきました。

練習、がんばろうと思います。


Harry Allen - No More Blues
http://www.youtube.com/watch?v=QwTOTyAPju4

2014年1月14日火曜日

1/13 4時間30分


県立美術館にて行われた一般向けの銅版画の講座で、生音楽にインスピレーションを得て制作をしてみようという催しがあり、僕が演奏担当に選ばれました。

それは、今開催されている銅版画の作家「二見彰一」展に合わせて行われたもので、その二見さんが音楽に影響を受けた作品を数多く作っているのです。

僕も作品を見ましたが、とても奥深くて素敵な展示でした。

その作品は青い色づかいが多いので、青を感じさせるような演奏をしてほしいと頼まれ、いろいろと曲を考えて演奏しました。

何とふたを開けてみると皆さんの制作中、午前2時間、午後2時間と計4時間弾きっぱなし。

いやー、さすがに疲れました。

でも、作品のインスピレーションの一部になれるということはとてもうれしいですね。

また是非やってみたい企画だと思いました。


その夜はUHUにて、いつもご一緒させて頂いている近藤智洋さんがまた静岡に来てくれたので、一緒にライブをやりました。

這々の体で会場入りし、30分のライブを何とかこなす。


計4時間30分という長時間のライブになりました。

疲れたけど充実した一日…と言っていいのかなあ?


青のイメージというので、マイルス・デイビスの「Blue in Green」という曲をギターにアレンジして演奏してみました。

この曲、自分でやるとは思わなかったですが、よく聞いていると本当に美しいです。


Blue in Green / Miles Davis
http://www.youtube.com/watch?v=PoPL7BExSQU

2014年1月8日水曜日

1/8 ライブのお知らせ

昼間、コンビニに車を停めてつい10分ほど居眠りをしたら、沢山の男性の物凄い掛け声のような、民謡の合いの手のような歌が夢の中で聴こえてきました。

先日TVで消防団の「木遣(きやり)」を見たからかも知れません。

いい節が印象的で、覚えておきたかったのですが忘れてしまいました。


年明けのライブのお知らせです。


■1月13日(月)      
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
イベント「俺たちの旅~2014新春~」
open 18:00  start 18:30
前売¥3000 当日¥3500
 
出演

クロキユウタ
丸山研二郎
岡本定義(COIL)
古明地洋哉
近藤智洋
     

■1月16日(木)      
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
銀の演奏会
Nolenniu-de-ossi Newアルバム「日常の中の非日常」リリースツアー
open 18:00  start 19:00
前売¥2000 当日¥2300

出演
2マンライブ
丸山研二郎
Nolenniu-de-ossi(ノレンニゥー・デ・オッシ)

UHU
http://livehouse-uhu.com/


大切な友人でありライバルであるミュージシャン「Nolenniu-de-ossi」が新しいCDアルバムを引っ提げてやってきます。

2マンライブ、一騎討ちといったところです。

ぜひぜひ遊びにいらしてください。

1月の銀の演奏会は特別に日をずらして開催させて頂きます。通常の第4金曜日はお休みですので、よろしくお願いいたします。

実は裏話をすると、シンガーソングライター「風太」さんの企画「風太のボクんちへおいでよ」と日を交代してもらいました。

そちらの方も素晴らしい企画ですので、ぜひぜひごひいきに。

2014年1月6日月曜日

1/5 出走

明けましておめでとうございます。

4日にライブ初めでありました。

東京は中目黒にて、12:30~22:45という長丁場のイベントに参加してきました。バンド「The Fawn」での演奏です。

そのイベントの熱が、また新しい年の忙しさを予感させるようでした。


何故か毎年、初夢というやつには音楽の夢を見ます。

それも、うまくいかない夢です。

今年は、ライブで「枯葉」を演奏しようとするのですが、全然音がとれなくてちんぷんかんぷんなフレーズばかり弾いてしまう、という夢と、

同じくライブで、先日弦を張り替えたブズーキを演奏していたら弦がばらばらになってしまって音が出なくなる、という夢を見ました。

夢で失敗しちゃったので、現実ではうまくいくだろうと前向きにとらえることにしましょう。


明日は録音であります。

太鼓の原口氏と作っているアルバムの仕上げに取り掛かります。

今までの作品はわりと、違う世界にあるような音でしたが、今回はどこか身近な感じがします。自然でいいアルバムになりそうです。

その中に、原口氏の篠笛と僕のギターで演奏した「アヴェ・マリア(グノー)」が入っています。これは素晴らしいテイクになりました。

3月ぐらいには完成させたいと思います。


いきなり具体的な話になりましたが、今年も走り続けるためのスタートラインに立ちました。

しっかりと中身のあるいい音を目指していきたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願いいたいします。