2010年11月30日火曜日

11/30

法事があり、親戚一同集まるので、
2日間、久々に実家に帰ってきました。

そこでいろいろ考えたことには…、

僕は一瞬の限定的状況を除いては、
自分の音楽に才能を感じたことなど、
これっぽっちもありません。

では、なぜ商売にするのか?と問われれば、
これ(自分なりに)人生の艱難辛苦を含んだ、
複雑な決断でありましたので、今は省きます。

何かの天才といわれる人たちは、
3歳とか5歳とか、そのくらいの歳からある道に入り、
血のにじむような訓練をしてきたわけです。

しかしよく考えてみれば、
自分にもひとつだけ「英才教育を受けた。」
と、はばからずに断言できるものがあります。

それは、「サウナ」であります。

今少し、失笑が聞こえたような気がしないでもありませんが…。

僕は幼稚園のころから父につれられて、
「サウナ」に通っていました。

サウナの天才は、
3歳のころから、サウナ道に入り、
文字通り、汗をにじませてきたわけです。

今ではフィンランドにいつか行って、
本場のサウナに入りたいというひそかな夢を持っています。

実家に帰った時には、まるで儀式のように、
家族でサウナに入りに行く、という慣わしになっています。

ではなぜ、サウナを商売にしないのかと問われれば、
これまた人生の艱難辛苦を含んだ複雑な決断になりそうですので、
とりあえず遠慮している次第です(笑)


そういえば僕は、大浴場で耳をふさいだり開けたりすると、
まわりの音の耳への入り方が変わって、
シュワーシュワーと聞こえるのが子供のころから好きだったのですが、
それって天然のフランジャーサウンドではなかったか?

2010年11月27日土曜日

11/26

別に伏線をはったわけでもなく、すっかり忘れながら、
昨日「志ん生」のことをブログに書いたのですが…。

ちょうどその夜、清水区のカフェ「スノードール」にて、
落語の会があって僕も聴きに行くことになっていました。

上方の、月亭八天さんによる独演会です。

それが最初に偶然、
「替り目」という噺から始まったのでとても嬉しかったのです。

この噺、僕が子供のころ、
父親と一緒に一番よく聴いた話だったからです。

 酒飲みの旦那さんが、酔っ払って帰ってきて、
 女房にさんざん悪態をつき、お酒を用意させたり、
 おでんを買いにやらせたりするのだが、
 女房が買い物にでたすきに、

 「口ではこんなことを言ってるけれども、
 俺はお前なしではやっていけねえ。
 いつも心の中ではこうやって手を合わせてるんだ。」
 と独り言を言っていると、

 「あ!なんだお前まだ行かねえのか!」 と落ちがつく。
 (本当はまだ続きがあるらしいが、大体ここで終わり。)

という噺。

いろいろ思い出してちょっとジーンときました。
思い出しって、奥さんとの話じゃないですよ。
僕はおでんは、自分で買いに行かされる(笑)

おあとがよろしいようで。

志ん生の落語のテープ。
実家の押し入れの奥にきっとまだあるんだろうなあ。
帰ったら掘り出してみることにします。

2010年11月26日金曜日

11/26

いつもはこういうのはmixiのほうでやっているのですが、
今日はブログのほうでもやってみたいと思います。

昨日の記事の続きにもなりますが、
小さい頃の父との遊びを思い出しました。

そういえばよく一緒に「古今亭志ん生」の落語を聴いたものです。
youtubeには残念ながら途中からしかなかったのですが、
この「風呂敷」も良く聴きました。

「近所の寄り合いの帰りに若い衆が、
 おかみさんの所で話していると、
 嫉妬深い亭主が、酔っ払って帰ってきた。

 勘違いされては困るというので、
 あわてて若い衆を押し入れに隠し、
 亭主が寝た頃に帰そうとするのだが、

 亭主は押し入れの前で飲み始めてしまって、
 なかなか眠ろうとしない。

 それを隣家の親父が、
 機転を利かせて助けようとする。」

というお話。

「おんなごころの赤坂だ」
「ざまあみやがれ上げ潮のゴミ」

とか、心に残るくすぐりがたくさんあります。

僕の思い出でもあり、尊敬する芸人(芸術家?)でもあります。
 

11/25

今日は定例の「マキタさんとミッちゃんトコ」での演奏をこなしてきました。

最近オーナー「マキタさん」とのデュオが、
さらに深みを増してきたことに喜びを感じています。

と言ってもキッカリ月に1回だけ、
ちょっとのリハーサルと、数曲のライブをするだけのデュオなのです。
演目は、サイモン&ガーファンクルのみ。

つまりそういうデュオなので、
ここ何ヶ月もレパートリーが増えずにいたのですが、
今日は久々に新しい曲をやりました。

曲はやはりS&Gの「Mrs.Robinson」。

1 Mrs.Robinson
2 April Come She Will
3 Sounds Of Silence
4 El Condor Pasa
5 Bridge Over Troubled Water


マキタさんトコには、フォーク世代のお客さんがたくさん見えるので、
皆さん「なつかしい。」と喜んでくれます。

今日は1人のステージではオリジナルもたっぷりやれて、
お客さんもそれを喜んでくれる方々でしたが、
昭和フォークや、懐かしのメロディをやってただそれだけ。
というような時も多々あります。

でも今日来てくださったお客さんの顔を見て、
それがどれぐらい尊いことなのか再確認できました。

古き良き時代に思いをはせたり、何かの思い出に再感動できたり、
そのようなことの手助けを通じて、何だか自分が、聴き手と、
どこか深いところでつながっていけるように感じられたからです。

そういえば以前、リクエストを受けて「かぐや姫」の曲をうたった時、
おじさんが嬉しそうに目をつぶって、一緒に歌っていたっけ。
思えば、その感動のために自分は音楽を続けているのではないか。

お客さんの思いが、空気を伝わって、
今日は僕自身の心に響きました。

2010年11月25日木曜日

11/23「ひな」

同じレーベルに所属している、
安藤延晃」さんに企画していただいて、
名古屋市内の居酒屋「ひな」で演奏をしました。

「ひな」は、地元の人が仕事帰りに来ているような、
本当に普通の居酒屋さんでありました。

ママさん、店員さんも気さくで面白い人たち。

そこに2チャンネルのモバイルスピーカーを持ち込んで、
半ば演奏を強行した。
というような態になりとても面白い雰囲気でした。

安藤さんはほんとうに地元らしく、身内もきているので、
恥ずかしいようにいっていましたが、
堂々と素敵な演奏を聴かせてくれました。

僕の方も2年ぶりに再会する先輩が来てくれたり、
UHUの常連さんのお友達が見に来てくれたり、
うれしい出会いがたくさんありました。

その雰囲気で、僕もいい演奏ができたように思います。
またライブを企画させていただきたいお店でした。

今度は普通にふらりと飲みに行きたい感じもします。
安藤さん、みなさんありがとうございました。

2010年11月24日水曜日

11/21「KIP」

名古屋市は、南山学園の講堂にて、「KIP」というイベントが開かれました。

これは、普段、踊りや音楽に触れる機会のない養護施設にいる子供たち、
ホームレスの方々などに、様々な芸術に触れていただき、
お客様をはじめ、関わった方々にも、
社会的に弱い立場の方々の現状を知っていただくことを目指すイベントです。

僕は、弾き語りで舞台に出演しました。
子どもたちは、いろいろな舞台のアクターたちに魅了されてか、
終始、眼を輝かせながら、見聞きしてくれたように思います。

外では、例えば、望遠鏡で月や木星を見る体験コーナーなどが作られ、
僕も子供たちと一緒になって楽しみました。

木星のガリレオ衛星といわれる、
「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」がはっきりと見え、
幻想的な雰囲気に感動しました。

養護施設、寮長さんの言葉によれば、
子どもたちは今までに見たことのない目の輝きをもって、
本当に楽しんでいたようです。

チャリティーや社会的弱者ということに関しては、
いろいろな考え方があると思います。

しかし、僕にできることはほんとに大したことではありません。
それでも自分の音楽が、実際の当事者たちの楽しむきっかけになり、
周りの人たちが、少しでもそのようなことに関心を持つきっかけになれば、
と、いう風に思うわけであります。

付け加えとして…、南山学園の講堂は、
かつてかのマザーテレサも講演をされたところだそうです。
同じ舞台に上がれたことを嬉しく思います。

2010年11月20日土曜日

11/19「ジルクラブ」

ライブハウスUHUにて、久々のジルクラブに出演しました。

ジルクラブも、もう44回目です。

考えてみればUHU開店直後からずっと続いていることになり、
本当にすごいパワーを秘めたイベントなのだと、
いまさらながらに気付かされます。

出演は僕(solo)と、もちろんジルバンドの他に…、

大阪から来た「NU-Z」というバンドのボーカル「斬(ZAN)」さん。
とにかく熱いステージで盛り上げてくれました。
彼のように「楽しい」時間を過ごさせてくれるミュージシャンというのは、
当たり前に居そうでなかなかいないものです。

今回は、東京から「塩倉亮治」くんが帰ってきました。
塩くんは以前に比べて、音がずっと明るくなり、
言葉にも、何か力がこもったように感じました。

そして僕は不覚にも感動をしてしまった。
思わずうるっときてUHUボスのほうを見やると、
ボスも全く同じところでうるうるしていました(笑)

年も20歳以上離れているというのに、
いつも同じようなタイミングで泣いているような気がする。

それがUHUを人一倍大切に思う所以なのでありますが。

2010年11月19日金曜日

11/18「海風」

今日は、毎月定例の「海風」ライブでしたが、
自分なりに新しい発見があった演奏でした。

聴き手にとっていいか悪いかは、はかり知れませんが、
新しいコードが紡げたり、予定しない曲に無意識に入っていったりと、
曲の中や、つなぎ目で、偶然性を遊ぶことができました。

自分の世界の中で、音楽はやはり強い癒しの力を持っています。

僕は、結構くよくよする性質なので、いろいろ考え込んだり、
時々マイナスの感情に酔っぱらったりするのですが、
ステージというところは不思議なところです。

緊張や、自我や、複雑なコンプレックスなど、
数々の乗り越えなければならないことがある分、
理屈ではない、何かの解決を自分に与えてくれます。

聴いてくれた方にも、そのようなものが少しでも伝わればいいな、
と思うわけですが、未熟者の屁理屈にならないよう精進するばかりです。

もちろんミュージシャンの実力や、才能とは、
また別の話であります。悪しからず(^^;)9

2010年11月17日水曜日

11/17

昨日から、アパートの外壁塗り直しの工事が始まりましたので、
植物君たちを、一時うちの中に避難させました。










すずめうり君が、ずいぶん大きくなったのでびっくりです。
ふた株で、大小あわせて10個ほどの実がなりました。最大は直径約2.5cm。

まだ赤く色づいてきませんが、調べてみると、
種をまいた時期が遅いと、赤くならないこともあるとのこと。

うちのはどうでしょう?

調べて初めて知ったのですが、
これは厳密に言うと「すずめうり」とは別種の植物で、
「オキナワスズメウリ」というらしいです。















なんだそうだったのか、南国の出か。
どおりで、カラフルなやつだと思った。

2010年11月16日火曜日

11/16

今日は、一日体がだるかった。

なぜかというと昨日、
山へ芝刈りに行ったからです。

おばあさんは川に洗濯には行かなかったのですが、
川を渡ったりはしました。















冗談はさておき。

僕のパートナーのお父さんのご実家は山を持っているのですが、
管理する人がいなくなり、植生が荒れてしまっています。

今、もとの里山に戻したいというお父さんの一念に惚れ、
僕も今回手伝いに上がったのです。

竹を切ったり、下草を刈ったりと、なかなかの力仕事に疲労困憊しながらも、
焚き火をしたり、芋を焼いたり、たっぷり山を遊べましたし、
植物のこともいろいろ勉強になり、有意義な時間を過ごしました。

お父さんの子供のころ遊んだ、
コナラやカキの木が茂り、豊かな畑のある里山が再生されるのは、
いつ頃になりましょう。

僕らも、大切な計画を手伝っていきたいと思います。
体は疲れますが、心は爽快ですよ(^^)

2010年11月15日月曜日

11/14「とりこ」

「音楽×写真」と題して、
静岡は鷹匠町にある、「ギャラリーとレンタル暗室 とりこ」にて、
ある楽曲からイメージする写真展、というものが開催されました。

今回その楽曲に、僕の「暁光」という曲が選ばれました。

僕の演奏を聴く人はよく、景色が浮かぶとか、
何かの思い出がよみがえってきた、
というようなことを言ってくださいます。

そのイメージはその人の心の中にしかないものですから、
自分の介入できない領域だと思っていたのです。

しかしみなさん素晴らしい作品を展示してくださり、
二次創作的にでも、その人が感じるイメージを垣間見ることができて、
とても新鮮な印象をうけました。

大変光栄な出来事でありました(^^)

その一環で、僕の演奏会を企画してくださったのですが、
ライブも、写真から僕自身も感動を得て、
その気持ちをこめて演奏することができました。

ありがとうございました。

ひとつ申し訳ないことには…、タイトルが「暁光」ゆえ、
みなさん相当早起きして写真を撮りに行ったらしい、とのこと。

次は、「居酒屋のちょうちんの光」
とかなんとかいう曲でも作りましょうか(笑)

2010年11月14日日曜日

11/14

わーい。

念願のオーディオインターフェイスを購入しました。

メーカーによって機能も価格帯もいろいろで、
マニアの間では賛否両論ありますので、機種名は伏せますが(^^)

とにかく音楽編集ソフト「Pro tools」というものが僕の手に入ったわけです。

マイク、アンプ、スタジオ等の制約もあり、
もちろん、プロ並みの音質で、というわけにはいかないのですが、
録音環境はかなりグレードアップすること請け合いです。

しかし、まずは使い方を覚えなくては。。
「イラストレーター」などと同じぐらい分厚い説明本がついてるのです…。
ホームスタジオ用とはいえ、
マスターすればそのままお仕事できるぐらいのソフトなのだそうです(^^;)


さて、今夜は、
鷹匠にあります、ギャラリー&レンタル暗室「とりこ」にて演奏をします。
http://ohnocameraworks.eshizuoka.jp/e659568.html

今、小さな写真展VOL.9「音楽×写真」と題して、
僕のアルバム「水景」の「1.暁光」という曲からイメージする景色、
ということをテーマに写真展が開かれています。

そのなかで僕のライブも企画してくださいました。
11/14 19:00START ¥1000

まだ空きがあるそうなので、よかったら遊びに来てください。

2010年11月13日土曜日

11/13

何となく肌寒い朝です。

最近、音楽活動の報告じゃなくて、普通の日記ばかり書いていました。
ライブがおやすみだったのだから仕方ないですね。
明日からまた始動します。

■11/14(日)solo 静岡市鷹匠 大野カメラ店・ギャラリー「とりこ」
http://ohnocameraworks.eshizuoka.jp/e659568.html
19:00~ ¥1000

■11/18(木)solo 静岡 フォークテラス「海風
19:30~ ¥1000 飲食別

■11/19(金)solo,ZilLBAND 静岡 ライブハウス「UHU
イベント ジルクラブ 出演 ジル 丸山研二郎 他
OPEN 18:00 / START 19:00  ¥2000(D別)

■11/20(土)ZilLBAND,The Fawn 静岡 ストリートフェスティバル
その辺にいます(笑)

□11/21(日)solo 名古屋 イベント「Kip」
孤児、障害者、ホームレスなどの皆さんに、
ダンスや音楽を、観賞していただくという企画
1部 13:30開場14:00開演 ←僕はこっちに出演です
2部 18:30開場19:00開演
チップ制(募金はすべて恵まれない子供たちに寄付させていただきます)
会場:南山高校講堂
http://www.katoorija.com/blog/kip

□11/23(火)solo 名古屋 居酒屋「ひな」 
名古屋市南区弥次ヱ町 地図→qlick
出演:安藤延晃 丸山研二郎 20:30~ 投げ銭制

■11/25(木)solo 静岡 ロック喫茶「マキタさんとミッちゃんとこ」
20:00~ 3ステージ ¥1000


昨日、バイクに乗っていたら、
すごくいい編曲のアイデアが浮かんだのですが忘れてしまいました。

この間も、すごくいいアイデアが浮かんだのですが、
おなかがすいて、うっかり吉野家に入ったら、
BGMにごまかされて忘れてしまいました。

丸山が鼻息を荒くして、家路を急いでいるのを見かけたら、
ああ、何か思いついたな。
と思ってそっとしてやってください。なんちゃって。

2010年11月12日金曜日

11/12

運転免許の更新に行ってきました。

「優良」かそうでないかは、
過去5年以内の違反、事故等の有無で判断されるらしく、
まだ「違反者」の域を脱せられないわたくしであります(笑)

車に乗って横断歩道に差し掛かった時、歩行者がいたのに気付かず、
渡らせなかったので、横断歩道の先にいたおまわりさんに、
「ちょっとちょっと。」と止められてしました。

おまわりさん。なぜ横断歩道の「手前」にいないのだ。
そうすれば違反は未然に防げるのに…。

事故は減らしたい。しかし違反は増やしたい。内心。
そうか、おまわりさんも仕事なんだなーと気づいた瞬間でありました。

講習で、飲酒運転による人身事故がきっかけで、
崩壊していく家族の物語をDVDで見ました。
一片の希望もない物語で、あまりに描写が現実的なので、
暗~い気持ちになりました。

飲酒運転は絶対しません。

今日はこのあと、ハローワークにも行かなくては…。

2010年11月11日木曜日

11/11

昨日の風と寒さがどこへやら。
一転して穏やかな日になりました。

今、以前に勤めていた職場、
「共にはたらく店 ゆうゆう舎」の
スタッフブログ作りを手伝っています。

今日は、夕方顔を出してブログ更新の仕方などを、
話し合って来ました。

まだ制作途中で、完全ではありませんが、
こんな場所もあるものと、皆さんに知っていただきたく、
そのうちリンクをはりたいと思っています。


「ゆうゆう舎は、障害をもつ人も、もたない人も、
地域で共に生き、はたらく場所です。
誰にでも長所と短所があり、一人ひとり個性があります。
お互いを認めあいながら、作業や活動を通じて、
『誰もが地域社会の一員として生活できる』
ことを実践し、発信していきます。」


共にはたらく店 ゆうゆう舎
http://yuuyuusha.blogspot.com/

2010年11月10日水曜日

11/10

めっきり寒くなりました。

朝などは、蒲団から出るのがずいぶんおっくうになりました。















朝は光が青く、多少の寂しさを伴います。
でも日が当ってくると、晴れやかに暖かくなります。

うちのすずめうり君は実もみずみずしく大きくなりましたよ。
りりしさを感じます。

うちはと言えば、昨日やっとフローリングに敷くカーペットを買いましたので、
引っ越してから初めての冬を、暖かく迎えられると安心しています。

今年は気持ちの面でも忙しく、季節の変化を理解する余裕がなかったので、
まだなぜか心の中に夏が引っかかっています。

異常気象だったせいもありますが、寒いくせに例年より薄着をしたり、
冬ものを出すのが遅くなったりしているのです。

今日はさすがに、ズボン下つまり「ももしき」をはいて、
厚手の靴下をはきました。

ん?なんだか普通の日記になってしまった。
たまにはいいですね。

2010年11月9日火曜日

11/9

うーむ。

すっかり更新をさぼってしまいました。
ちょっと家族の用事で兄の所へなど行っていたのです。


帰りに、世田谷美術館に寄り、
「小堀四郎と鴎外の娘」展というものを見ました。

小堀四郎は1900代前半に活躍し森鴎外の娘と結婚した油彩画家です。
存在は知っていましたが、作品を見るのは初めてでした。

いいですね(^^)

年をとるにつれ段々と絵が、精神性を帯びてゆくところにも惹かれました。

個人的に、森鴎外もちょっと好きで読んだので、
小堀四郎の装丁した、鴎外の娘「小堀杏奴」の随筆も読んでみたいと思います。

2010年11月7日日曜日

11/5.6

11/5

西川口「如何屋(どうや)」

大変、面白いバーであった。
というのが正直な感想であります。

飲み物を頼もうとしたら、お客さんに「何にする?」と聞かれ、
お客さんがビールを注いできてくれたりしました。

やっぱり世の中にはいろんなお店がありますねえ。
でもとっても素敵なライブハウスで、皆さん気さくで居心地が良かったです。

この日ヤマトさんはノッていた。
素晴らしい演奏が聴けました。


11/6

ヤマザキ家に別れを告げ、静岡に帰って、ちょっと昼寝をし、
前から企画されていたレコ発ライブのため「駿河呑喰処 のっち」へ行きました。 

僕も大好きな「ナカムラタツキ」くんがOAを務めてくれ、
僕の方は荒井豊さんとのデュオをのっちで初披露しました。

いい音が出せたと思います。

しかしまことに人の感覚は多様であります。
むげに批判されたりすることもある…。

知らない土地で演奏して帰ってくると、
なんだか地元のみんなのあたたかさが、急に身にしみたりします。

本当にすてきなお店に巡り合えたなあと感謝しています。

ヤマトさんと話したことで印象に残った一言がありました。

「水滴の波紋が広がっていくように、
自分のいる所からじわじわと広がっていくのがいい」

あんまり飛び石しようとしてもダメみたいですね。
自分の音楽に対する、本来の目的を再確認できた旅だったのだと思いました。

僕はヤマトさんという人が大好きになりました。

 

あ、それから。
ナカムラタツキくんの「言葉」という曲は、なかなかの秀作です。
みなさん聴きましょう。

11/4

「風は吹くためにあり 水は流れるためにある」

これは僕が言ったんじゃありません。
僕の守護霊が言ったのだそうです。


ツアー中日はオフでしたので、ヤマトさんが仕事として頼まれていた、
ジャンベ(アフリカの太鼓)の皮張りを見学に行きました。

ジャンベはあるヒーリングサロンの持ち物でしたのでそこへと遊びに行ったわけです。










皮張りは、3時間ほど水に湿らしたヤギの皮を輪っかの間にはさんで、
ひもで引っ張りながら固定していくのですが、なかなか時間のかかる作業で、
結局午前中から夕方まで、いろいろの工程をやっていました。


















その間に僕も、スピリチュアル講座を聞いたり、
ご飯をごちそうになったおかえしにギターの演奏をしたりしましたが、
サロンの方も、とても気さくな方々だったので、うれしい時間になりました。

そしてサロンの先生に、ヒーリングも兼ねて体を触ってもらったところ、
僕の守護霊の言葉を聞いてもらうことができました。
詳しい内容は伏せることにしますが、その一部が冒頭の言葉でありました。

僕はあまり、霊を信じたり、前世などに何かを求めたりはしないほうですが、
自分の性格や今後の生き方についてずっと考えていたことを、
初対面の人にあまりにすっと言い当てられたので…、

なるほど、それが何であれ今の自分に必要なメッセージであり、
それについて考えることは、大切なことであると素直に思えたわけであります。

霊的なものを「信じる」から何かが得られる、
逆に「信じない」から得られない、のではなくて、
何かを通じて得た自分へのメッセージを、どのように解釈し、
どのように自分のために生かしていくか、
そういうことのほうが、結局大事だと自分は思うからです。

でも魂が、良くも悪くもひかれあったり、前世からの因縁によって、
いろいろな出来事が起こっているだろうということは、
自分も体験からわかるときがありますね。

サロンの隣には、木製の車いすを考案し制作している工房もありました。
バリアフリーについても勉強になり、大変いい一日を過ごしました。

皆さんも訪ねてみてはいかがですか?
とても素敵な場所でしたよ。

埼玉県飯能市 「癒しの空間 虹の小屋」


2010年11月6日土曜日

11/3「コズミックソウル」

東京は、北千住駅の程近く、
コズミックソウル」というお店で演奏をしました。

そこは、「倍音バー」という屋号がついており、怪しい、と思っていましたが、
行ってみるとやはり怪しい、そしてすばらしいバーでありました。

スイス製のハングという楽器や、世界中の名前も知らないような楽器が集結しており、
「ギターの弾き語り」などというと、
なんだか有象無象の中からうっかり出てきてしまったような、そんな気持ちにもなりましたが、
マスターはじめ、お客さんも気に入ってくださり、ちょっと安心したわけです。

マスターはいろいろ、芸術系や戦争体験などのイベントを開いており、
話せば話すほど、縁がありそうな感じで、内輪の話ではあるけれど、
前に静岡にもこんなバーがあったよな、とすこし思ってしまいました。



この11/3、11/5はミュージシャン「ヤマザキヤマト」さんの紹介で実現しました。
これから3日間非常に濃~い日々を過ごすことになるわけであります。

ヤマトさんは世にも珍しいパーカッションの叩き語りというものを、
専門にやっておられる、世にも珍しいミュージシャンです。
言葉あそびのような不思議な曲の中に、不思議な癒しの力を持っている。
もちろん人間的にも大変すばらしい人なのです。

 

















東京は、やはりアジアであります。
たとえばタイのカオサンロードが、外国人の僕らにとって、ここがタイだ、
と記憶されるように、東京もまたアジアの中の大きな顔の一つです。

商店街などを歩いていると、
なぜかそのような旅行の記憶がよみがえってきたりする不思議な街です。

2010年11月2日火曜日

11/2

清々しい秋晴れの一日です。
よく校長先生が、
「今日はすがすがしい天気ですね。」とか、
「すがすがしい一日ですね。」とか、

朝礼の時などに言いましたが、
子供のころはこの意味がよくわからなかったものです。

♪真綿色した シクラメンほど すがしいものはない

と布施さんが言ってましたが、
他にもすがしいものは沢山あると思いますね(^^)

明日からは、

□11月3日(水祝・文化の日)solo
東京 北千住「コズミックソウル」
19:30~ ¥2000(自家製パン・ドリンク付き)
出演:ヤマザキヤマト、Shino、丸山研二郎
http://www.cosmicsoul.jp/cosmic.html

□11月5日(金)solo
埼玉・西川口 『如何屋』
21:00~  ¥1000 + オーダー
出演:ヤマザキヤマト、丸山研二郎
http://dowya.hp.infoseek.co.jp/index.html

という感じで行ってきます。



 
 
 
 
 
 
 
 
うちのすずめうり君に実がつきました。
晩秋には赤く色づくそうです。
たのしみです。

2010年11月1日月曜日

11/1

レポート 
荒井豊&丸山研二郎デュオ 
10/30 @フォークテラス海風










まずは、ギタリスト「荒井豊」さんの素晴らしい演奏があり、
自分も思う存分ギターを弾きました。
自分にとっては本当に楽しい演奏会でした。

このような場所を与えてくれた「フォークテラス海風」に感謝です。
台風もぎりぎりそれました(^^)わーい。
そして来ていただいたお客様、ありがとうございました。

僕にはずっとやりたかったことがあって、
直接的に言葉の意味では伝わらないかも知れませんが、
それは「ライブ」ではなく「演奏会」といった趣旨のものでした。

おだやかな時間に、交友的な「発表」が行われるというもの。
「表現」とか「表出」とか「発売」とか「提示」とかじゃなくて、
ただ、今まで作った曲や、練習した曲を「発表」したかったのです。

できれば、それを意味的内容ではなくて、
純粋に音の変化でやりたかったのです。

歌詞も、相手の感情を変革する意味のものではなく、
言葉が、ある脈略の中に順序をたもって収められているもの。

奏者が価値観を提示するのではなく、
聴き手がもし、価値や、意味を求めるなら、
音を通じてそれが自然と形になり、
相手が求めるものだけが心に感じられればいいなあ。
と常々思っていました。

それはおそらく、「芸術」とはいえないかも知れません。
より空中の領域に存在するものです。
自分はまだまだ未熟だなあと感じました。

つまり所詮そのような価値目的のものを提示した。と考えると、
禅問答のようになって、それもそんなものかなあと思う次第であります。