名古屋市は、南山学園の講堂にて、「KIP」というイベントが開かれました。
これは、普段、踊りや音楽に触れる機会のない養護施設にいる子供たち、
ホームレスの方々などに、様々な芸術に触れていただき、
お客様をはじめ、関わった方々にも、
社会的に弱い立場の方々の現状を知っていただくことを目指すイベントです。
僕は、弾き語りで舞台に出演しました。
子どもたちは、いろいろな舞台のアクターたちに魅了されてか、
終始、眼を輝かせながら、見聞きしてくれたように思います。
外では、例えば、望遠鏡で月や木星を見る体験コーナーなどが作られ、
僕も子供たちと一緒になって楽しみました。
木星のガリレオ衛星といわれる、
「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」がはっきりと見え、
幻想的な雰囲気に感動しました。
養護施設、寮長さんの言葉によれば、
子どもたちは今までに見たことのない目の輝きをもって、
本当に楽しんでいたようです。
チャリティーや社会的弱者ということに関しては、
いろいろな考え方があると思います。
しかし、僕にできることはほんとに大したことではありません。
それでも自分の音楽が、実際の当事者たちの楽しむきっかけになり、
周りの人たちが、少しでもそのようなことに関心を持つきっかけになれば、
と、いう風に思うわけであります。
付け加えとして…、南山学園の講堂は、
かつてかのマザーテレサも講演をされたところだそうです。
同じ舞台に上がれたことを嬉しく思います。
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