今日は、あさって9/11のCAPUでのライブのために、練習をしてきました。
お相手はパーカッションの菅井さん。
僕のオリジナル曲「Blues」「河の水」と、
Egberto Gismontiの「Palhaço」という曲を合わせました。
リズムがなかなか難しく苦戦しましたが、とてもいいアレンジになりました。
本番がたのしみです!
今日はこんなことを話しました。
個性化、自由化、大いに結構。しかし。
音楽をふくむいろいろの芸術は、
伝統と、革新のバランスの上に成り立っている。
伝統を受け継ぐということは、
「型」を学び、個を滅さなくてはならない。
でも型をしっかりと踏襲するからこそ、
その「型」を破ることができ、自分の本来にたどりつくことができる。
自分はいい加減にも、ちょっと人と違う思いつきや、確実性のない小さな表現を、
個性だと思い込んで本当の練習をおろそかにしていなかっただろうか。
たとえば、日本人なのに「ふるさと」すら演奏できず(べつにできなくてもいいんだけど…)
自分はミュージシャンだと言い張っている人も沢山います。
昔のインド音楽家は、練習のとき、天井からひもで自分の髪の毛を吊って、
眠りそうになると、髪の引っ張られる痛みで起きてまた練習したといいますが。
僕にはできない…。
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