2012年2月28日火曜日

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新しいレパートリーとして、トム・ジョビンの「Eu sei que vou te amar(あなたを愛してしまう)」という曲を歌い始めました。

エレス・レジーナという人が歌っているものが有名で、それも素晴らしいですが、個人的にはカエターノ・ヴェローゾの弾き語りが好きで、それを参考にカバーしてみました。

ギターを弾いて歌う、というスタイルは、いつからか当たり前になって、ポピュラー音楽の世界では、まずはそこからキャリアの始め、とでもいうように、まるで多数派になっています。

でも、ゆっくりとボサノバや、ファドや、古いフォークソングなどのレコードを聴いていると、そういった「型」は、もっともっと、静かに人の心に沁み入ってゆく深い感傷や情緒を歌いあげるためにこそあるんじゃないかなあと思います。

自分の表現力なんか子供みたいなもんです。

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