2014年10月2日木曜日

10/1 あの谷


思うところあって、山にドライブに行きました。

山奥にはまだ細々と蝉が鳴いていた。

今年最後の蝉を聴きに行ったと言ってもいいでしょう。


車で走っている時は無心になれる。


静岡には接阻峡という谷があって、特に珍しい物もないし、雄大な自然が眼前に…、というわけでもないのですが、なぜか僕はその渓谷が好きです。

誰もいない温泉に浸かって、そばを食べて帰ってきた。

僕は、さわやかな渓谷の空気になりたい、という風によく思います。


トロッコ列車の汽笛が山に響いていました。

何とも風情のあるものです。

時にはジーンと涙ぐんでしまう。


あの谷、あの谷。

体そのものはどこにもいられない。

心の奥底ではどこにだっていられるものだろう。

涼しい山の空気にさえなれるような気がするのです。


うーむ、ちびっとカッコつけたかな。

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