思うところあって、山にドライブに行きました。
山奥にはまだ細々と蝉が鳴いていた。
今年最後の蝉を聴きに行ったと言ってもいいでしょう。
車で走っている時は無心になれる。
静岡には接阻峡という谷があって、特に珍しい物もないし、雄大な自然が眼前に…、というわけでもないのですが、なぜか僕はその渓谷が好きです。
誰もいない温泉に浸かって、そばを食べて帰ってきた。
僕は、さわやかな渓谷の空気になりたい、という風によく思います。
トロッコ列車の汽笛が山に響いていました。
何とも風情のあるものです。
時にはジーンと涙ぐんでしまう。
あの谷、あの谷。
体そのものはどこにもいられない。
心の奥底ではどこにだっていられるものだろう。
涼しい山の空気にさえなれるような気がするのです。
うーむ、ちびっとカッコつけたかな。
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