2011年4月12日火曜日

4/11

東日本大震災から今日で1ヶ月が過ぎました。
改めて被災地に対し、祈りを深める次第です。

あっという間に時間は過ぎていきますが、
被災地では今やっと、問題がわかってきたとか、
失ったものを失ったと実感してくるのだというような、
ニュースをよく聞きます。

僕たちには何ができるのか、
やはりいろいろな意味で考えさせられます。
あるいは世界全体が、生活や考え方そのものを、
変えてゆく時期に来ているのかもしれません。

うちの前の田んぼではもう、
カエルがコロコロ鳴らしています。

桜が咲き、柳の枝が風にゆれ、菜の花が彩る公園では、
お花見客が楽しそうに団欒していました。

そういうのどやかさを、おびただしい配管や歯車や、
蜘蛛の巣のような、飴細工のような機械が支えており、
地下深くでは、僕たちの力ではどうにもならない、
摂理としての破壊の意図がうごめいているかもしれないと思うと、
また、空恐ろしくなったりもします。

公園に、かわいらしいシジュウカラが2羽やってきて、
同じように木の下で、何か餌をついばんだりしていました。
普段は気がつかないけれど、
本当は宝のような日々なのかも知れません。

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