2011年9月29日木曜日

9/25

遅ればせながら、ホーム、ライブハウスUHUにて、
結婚披露パ-ティをさせていただきました。

忙しい中駆けつけてくださった皆様。
贈り物やメールにてお祝いして下さった皆様。
本当にありがとうございます。

たくさんの人に支えられ、
どんなに感謝を伝えても伝えきれない思いです。

また、いろいろの事情で、
声をおかけすることができなかった方々もおり、
本当に申し訳ない気持ちで一杯であります。

しかし満員も満員、普段40~50人ぐらいしか入らない所に、
80人以上も押し込んだのですからご容赦願いたく思います。


外はだんだんと空気がさわやかになり、
季節は秋へと移り変わっていきます。

そのように、私たちの関係も変わっていきます。

新しく出会う人、遠くへ行ってしまう人、
生まれる人、送らなければならない人。

今まで自分がお世話になった人たちが集まり、
また、それぞれの場所へ帰ってゆきました。

誰が行くことも引きとめられはしないし、
今の自分は過去に戻れず、やはり今の自分ですが、

どこでどのように出会った人にも、
感謝の気持ちを忘れたくないと思い、
やっとのことで企画することができました。

ありがとうございました。

2011年9月24日土曜日

9/24

涼しさが、だんだんと増してきました。

「秋は夕暮れ」とはよくいったもので、
最近は空も高く、きれいな夕日が毎日見られます。

虫の音も何やらささやくようです。
そんな静かな雰囲気とは裏腹に…、

今日は、SBSラジオ「愉快!痛快!阿藤快」に出演しました。

いつものようにシンガーソングライター、
ZILLくんのつながりから実現したことですが、

「生」阿藤さんの迫力にたじたじとなりながらも、
以外に(?)朗らかなお人柄と、軽快なリズムのトークに助けられ、
楽しい話をすることができました。













O.A中、ZILLくんが、「なんだかなあ!」と言いました。

何やら考えてるように見えるなと思っていたら、
阿藤さんのものまねをするチャンスを窺っていたようです。
終始、楽しいムードで、いい時間になりました。

出演前に、スタッフさんの仕事を見ていると、
てきぱきと音響をいじったり、時間管理をしたりしていましたが、

一番印象に残ったのは、スタジオ内の話に、
一生懸命、笑いを作り出している所でした。

もちろん本当に面白くて笑っている部分もあるのでしょうが、
仕事にかまけて、みんながしかめっ面をしていると、
やはり、しゃべるほうもやりにくいですから、

雰囲気を良くするための気遣いも多分にあるだろうなあと思い、
楽しさと、苦労との両方を感じました。

TVのスタッフの裏話でもそんな話を聞いたことがあります。



帰りに、買い物をしにホームセンターによると、
お店のトイレに子供が作った張り紙があり、

「トイレをきれいに使いましょう。ぽぽぽ、ぽ~ん。」

と書いてありました。意味はわかりませんが、
いろいろな楽しさと、苦労とが同時に伝わってきました。

まじめすぎてもふざけすぎてもいけない、
その中庸は難しいようです。

2011年9月22日木曜日

9/22

台風でうちが停電して、一晩ろうそく生活を送りました。

一晩だけなら、わくわくするようで楽しいこともあります。

しかし、いかに生活も、娯楽も、
何もかもを電気に頼っているかよくわかります。

ふだん当たり前のようにしていたことが、
まるで出来ないことばかりなのです。

僕らの生活の基盤は、
僕らの自由意思のはずなのですが、おかしいなあ。


やはり時代の最先端「かまど」や「いろり」、
「薪で沸かすお風呂」などのついた、
最新住宅に引っ越すべきでしょうか。

そして最先端の科学テクノロジーを駆使した、
「畑」という装置をつかって食物を生産するのです。


でも、きっとあんまり進んでるんで大変でしょうね。



さて今夜はライブです。ぜひぜひお越しください。
音楽も、電気とは切っても切れない関係に今やあります。

■9/22(木)

静岡市葵区 ロック喫茶「マキタさんとミッちゃんトコ」
出演 マキタさん 丸山研二郎 
20:00~ ¥1000(飲食別)

9/21

台風の影響で停電、断水し、今復旧しました。
静岡は直撃はめったにないので、大変なことです。

街路樹が根こそぎ倒れて、
ブロック塀がばらばらに崩れているのを見ました。

雲が恐ろしいスピードで何かの中心を持ちながら、
旋回しているのがわかり、その集合が、
まるで巨大な意志を持つ生き物のように見えました。


実家の地区が避難勧告の対象になっており、
電話をしても停電でつながらないのでとても心配になりましたが、

復旧後連絡が取れ、瓦が落ちたり、
雨どいが外れたりという被害はあれど、
大きなこともなく無事だったようで安心しました。

そのようなちょっとしたことでも、とても不安になるのですから、
先の地震で、家族と何日も連絡が取れなかったり、
行方不明を受け入れなければならなかったりということは、
どんなにか辛いことだっただろうと想像します。


皆が、静かな毎日が送れることを祈ります。

2011年9月19日月曜日

9/18

「大浜ビーチフェスタ」というイベントに出演しました。

これは静岡の海辺をまもる会が企画する夏フェスで、
例年、このイベントには音楽ブースがなかったため、
僕たちはあまり知らずに過ごしていましたが、

今回、一部のスタッフの方の熱い思いから、
音楽ブースが設置されたわけであります。

スタッフにもなっている、シンガーソングライター、
ZILL君の呼びかけで静岡近郊の仲間達があつまりました。


さてイベントが開始されようとした時、
僕は音響テントに呼ばれました。

何かと思って聞くと、オペレーターさんが、
他のイベントに行かなくてはならなくなって、
音響をできる人がいないので代わりにやってくれとのこと。

結局、僕は音響係として働くことになってしまったのです。

炎天下、日影もないステージと客席をバタバタと走り回り、
機材をいじり、一瞬のすきをついて出演し、

もどってビールを飲み…、ふらふらになりました。















普段夜のバーや静かな喫茶店などでばかり演奏しているのに、
いきなり真昼間の海の波打ち際に駆り出されたものですから、

今日は、ひりひりと日焼けした腕や顔が痛みます。

季節はもう秋なのに、今年一番夏らしかった1日でした。
来年もぜひ企画されることを楽しみにしています。



夕方に帰って、あまり疲れたのでうたたねしてしまいました。

夜、ちょっと出かける用事があったのですが、
必ず行かなくてはいけないというほどの事でもなかったので、

「ごめん今日は…」と言おうと思って電話をすると、
「遅くなってもいいので…」と言われ、
しぶしぶバイクに乗って出ると、とてもきれいな星が見えました。

走っていると目の前に夏祭りの花火が上がりました。
夜風が気持よく、「ああ、やっぱり出てよかったな」と思いました。

心なんていい加減なもので、本当に簡単なことで、
楽しかったとか、つまらなかったとか決めてしまうものです。

自分たちの音楽やパフォーマンスが、そんな風に、
誰かに前向きな楽しみを与えていけたらいいなと思います。

2011年9月17日土曜日

9/17

激しい雨が降っては止み、止んでは降り、空には、
まるで怒っているような黒い雲がゆっくりと動いています。

街道の、かわいらしいマツバボタンの花は、
もう3か月以上、毎日咲いたり閉じたりしています。
本当に長い花です。

日影は秋の風ですが、雲や花や、ちょっとした匂いに、
まだ夏が引っ掛かっているようです。


昨日は、ホーム「LIVEHOUSE UHU」の5周年記念で、
遅くまで気のおけない仲間と話をしました。

未熟な言葉ですが、自分の5年間を振り返ってみると、
いいこともあれば、つらいこともあり、
以前とはまったく別人になったような心持ちにもなります。

しかしUHUは変わらずいつも、自分の支えであります。
変わらずに、自分の支えであり続けてくれました。

みんなにとってそんな場所であるよう、僕もがんばって、
盛り立てていきたいと思います。


自分の5年間は長いようで短かったです。

夏は、どうも心が落ち着きません。
セミの声などは、心の内側で鳴っているような気がして、
ざわざわとさびしくなる時があります。

日影は秋の風ですが、雲や花や、ちょっとした匂いに、
まだ夏が引っ掛かっているようです。

2011年9月15日木曜日

9/14

最初からステージを中心に、
作られているライブハウスなどとは違い、

ステージのないお店におけるステージの設定、
お客さんがどうすわり、ミュージシャンがどう向き合うか、
というのは非常に大切なことだと思います。

音楽のパフォーマンスならずも、ステージの人間とお客さんは、
ひとつの何か、形無い資源をお互いに呼吸し、共有しています。

こちらの出したものを、あちらが受取り、
あちらが返したものを、こちらが受取る、

そのプロセスが、成り立つかどうかで、
大きく空間の良しあしが決まってくるようです。

そのためには、お互いに気持のいいレイアウトがあると思います。


今日は定例の「伊太利亭」でのライブでした。

いつもは、ステージをお店の一番奥に作っていましたが、
縦に長いお店なので、後ろのほうは外の雑踏などが邪魔して、
ライブに参加しづらい、という意見を聞き、

今日はお店の中央のカウンターを背にして、
横長にお客さんと向き合う形でステージを作ってみました。

結果、音はよく届くようになりました。
お客さんは、雑音に気を取られにくく、
音に包まれていたいという気持ちを満足させることができます。

しかし、こちらとしては、横長のお客さんを見づらく、
どうも集中力が散漫としてしまいました。

お客さんから帰ってくる何かの気持ちを、
うまく受け取ることが出来ないのです。

両方が立つようにうまくすり合わせていく方法はないかと、
これから図面と格闘することになりそうです。


しかし、今回演奏自体は大変好評でした。
もちろん共演の荒井さんの音が良かったから、
ということは否めない事実であります。

うむむ、自分のコンディションの問題を、
レイアウトのせいにしているといえなくもないのです。

2011年9月11日日曜日

9/10

静岡県立美術館内のレストラン「エスタ」にて、
演奏をしてきました。

ステージ後ろが吹き抜けのガラスになっており、
すぐ裏の池の水面が反射して、
キラキラとレストランの天井に光を映していました。
 
とても素敵なロケーションで、楽しく演奏できました。

共演の荒井さんは、直射日光で、
ハンマーダルシマーの調弦が狂うといって泣いていました。

それは冗談として、最初の1曲目、導入という感じで、
ダルシマーによる、アイリッシュメドレーを弾いてもらったのですが、
それがとてもきれいで、
おかげでいい気持で演奏に入っていけたと思います。

ひょっとしたら、第二弾も実現するかもしれません。
とてもうれしいです。


しかし音響に関して、少し反省点もありました。

今回は先方に音響設備がないということで、
すべて持ち込みでやらせていただきましたが、

お店の営業の関係もあって、準備の時間が少なかったので、
ゆっくりと音の調整ができなかったのです。

そのあたりの技術も上げていかなくてはなりませんね。

もちろん、いろいろなところで演奏していると、
どたばたもしょっちゅうなのです。

「音響?ありますよ、気にしないでどうぞ。」
なんていうので行ったら、カラオケセットだったりとか。

何というメーカーの何という機材ですか?
と聞くようになったのは言うまでもありません。

2011年9月10日土曜日

9/9

黒川くん企画、「Mr.スパイラル」トオルさんの、
追悼イベントに出演しました。

静岡のライブハウス関係に、なくてはならない人であった、
トオルさんが急逝してはや1年であります。

みんな、「まったく変わった人だった。」とこぼれ話をしながらも、
力の入った素晴らしい演奏をしました。


今日、UHUの店長「てっちゃん」と、「バスター」、「りおちゃん」の
3人で作ったというCDをもらいました。

なんとも表現しがたい不思議な、それでいて美しい音楽でした。


いろいろと活動をしていると、

流行っているものを流行っているままやっている人や、
憧れの型にはめ込まれただけの人、
ただ売れる、知られるということに賭ける有名無実の人、

そんな人がたくさんいて、さびしくなりますが、

自分も「不勉強」で、何かに「固執」し、
「偽り」の表現をしながらやってきたかも知れないと思います。

しかしここ数日間聴いた音楽は力強く、心に入ってきました。
それがうれしかったのです。

2011年9月6日火曜日

9/6

台風が行って、きれいな秋晴れでした。
今回はたくさんの人が被害をうけられたようです。

京都の「祇園祭」も、平安時代、疫病の大流行や、
貞観地震(869年の三陸沖地震、東日本大震災と同規模だったと考えられている)
などの天変地異が、なにやらの祟りであると考えて、
その鎮魂のために始まったそうですが、

まさに今年はそんな年です。

さびしくて胸が締め付けられるような気持になります。


窓の外には秋の虫たちが鳴き始めました。
ぽろりぽろりとギターの練習をしました。

2011年9月4日日曜日

9/4

最近、ステージの上で、
少しずつ平穏でいられるようになってきました。

中学の時の剣道の先生に、つらい練習の時、
「自分との戦いだぞ!」とよく檄を飛ばされましたが、

音楽も同じで、ステージでの自分の精神とどう向き合うかは、
一生の課題のような気がします。

しかし時には、お客さんの雰囲気にやられたり、
何かよくわからない事象に中てられたりすることもあります。

本当に「わー、ごめんなさい。」と言って、
逃げ出したいことも時々あるのです。

慣れきって、お客さんを恐れないエラソーな、
ミュージシャンにはなりたくはありませんが、

静かすぎず、ざわつきすぎず、いいところを通っていくには、
なかなか厳しい修行が必要だと思います。


今日は、今までなぜかエラーでインストールできなかった、
パソコンの録音ソフトのMIDI音源がインストールできました。

そして買ったはいいが不良で、
うまく使えなかった機材を返品できました。

うれしいな。

そして、返ったお金でCDを衝動買いしたら、
案外好みでなく、ちょっと失敗しました。

ざわざわと落ち着かない心であります。

9/3

雨と風が強くなって、
ベランダのひまわりが大変そうにしています。

今日は一仕事終えました。

台風が行ったら、またさわやかになって、
文章が湧いてくるでしょう。

今日はがんばったので早めに休みます。

2011年9月2日金曜日

9/1

今日から9月です。

台風が来ているというのに、
外では虫たちがずっと合唱しています。

今、大浜ビーチフェスタというイベントのテーマソング、
「浜ゆき」という曲を制作中です。

作詞作曲がZILLくんで、編曲が僕です。

今日はドラムと、バックコーラスとパーカッションを、
収録しに藤枝のスタジオに行きました。

面白い曲になりそうです。

そのためにYOUTUBEで、J-POPを聴いて、
どんな種類のエフェクトが使われているかとか、
ミキシングはどんなだろうとか、目下勉強中であります。

普段全く効かない音楽を聴くのも楽しいものですが、
田舎の老人が突然、渋谷に連れてこられたような、
心持になることも多いです。

2011年9月1日木曜日

8/31

家に帰ってきて、広島でお土産にいただいた、
日本酒をあけたら、超辛口でびっくりしました。

今日は「cafe&art CLAY FACTRY」にて演奏をしてきました。
春に続いて2回目、ZILLくんと2人のライブです。

前回の反省を生かし、ゆっくりと時間を使い、
マスターも、料理の出し方などを工夫して下さり、
協力して、いいライブを作ることができたと思います。

ZILLくんは、MCがうまくいかなくて、
緊張したことをずいぶん落ち込んでいました。

十分いいライブをしているのに毎度体育会系の、
反省っぷりに頭がさがります。


終了後、マスターととてもいい話ができました。

ミュージシャンとお店、作品づくりの共通点を話す中で、

「僕、本当は『粘土』で生きていきたかったんです。」
と言うマスターの、クレイ工作への思いに共感しました。

作品の写真を見せてもらうと、とても素敵なものでした。

またひとつ、楽しい話をしに行ける場所が増えたようで、
うれしい気持ちになりました。

お店に入った時、壁の下のほうに穴が開いていて、
気になっていたのですが、マスターいわく穴の中に、
粘土のネズミの部屋を作るために準備しているのだとか、

そのほかにも、ちょっとしたところに、
かわいいキャラクターが座っていたりする面白いところです。


さて明日もあすとて、藤枝のスタジオに、
行かなくてはなりません。

台風の影響が軽いことを祈ります。