2011年11月14日月曜日

11/12

とても暖かい一日でした。

藤枝市は、びく石ふれあい広場にて、
マッサージと健康食のイベントがあり、
その音楽ステージにTHE FAWNで出演しました。

河原にテントを立てて、お店が出て、
という、いわゆるきれいなヒッピー祭りといった感じ。

ボーカルの風太さん、パーカッションの筧さんは、
共に家族連れで来ており、何やら楽しそうな雰囲気でした。


さて、そういうお祭りには、太鼓や鳴り物や、
カリンバやらの即興演奏というのがつきものです。

今日は、久々に「プロパノータ」制作者の、
菅井鉄工所さんとセッションをしました。
菅井さんのタブラと、僕のシェイカーという構成です。

僕は、厳しい試験をパスし(?)、
晴れて菅井鉄工所、所員見習となれたようで安心しました。


即興と言えば、
僕は、例えば一部のアフリカ音楽のような、
ミニマルで、より直接的な音楽は大好きですが、

それは大体ある集団の中の、
形而上のコミュニケーションや、意識を高め合うための、
大切なメソッドで、わざわざ外に開示して、
鑑賞の対象にする必要は、ないことが多いようです。

(西洋人が勝手に録音機材を持って録りに来るのですね。)

逆にきちんとしたステージングの中にある、
ジャズのアドリブなどは、音楽として成り立つためには、
気が遠くなるような基礎練習をしなければならず、
何でもかんでもやればいいというわけではありません。


時々、そんな即興のスタイルだけをまねした、
アンビエントなどと呼ばれる音楽やバンドに、
独特の空虚さを感じることがあります。

しかし、菅井鉄工所のあり方を見て、
基礎と節度と、心意気があれば、
何でも響いてくるようになると信じるようになりました。


もちろん、鑑賞者がいればこそ、
アフリカの何とか族の音楽だってレコードが出て、
知ることができたりするわけなのですが。

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