昨日は本当に忙しかった。
朝早くから介護の仕事で、夕方から録音の仕事をし、夜は今度のライブの練習で、まさにセブンイレブンでありました。
このところそんな日々が続いていました(どんな日々だろう)。
一夜明けての「銀の演奏会」。
ギターをさわってもどうもやる気が起きず、ふわふわと弾き癖だけなぞっているような練習しかできなかったのですが、いざ会が始まってみんなの演奏を聴いていると、何だか心の奥底からやる気が湧いてきました。
今日は本当にやってて良かったなと思いました。
出演者は、
■リカルス
これはいつもお世話になっている石田チビオヤジさんとボーカル・ケイコさんの即席ユニットで、ここに会津里花さんが入ると川童(かわらべ)というグループになるのですが、今日は里花さんがお留守だったそうです。
リカさんがルス、リカルスだそうです。
演奏は問答無用ですばらしかった。
■マリナーズ
以前に山梨でお会いして大好きになった、ダウン症という障がいをもったお姉さんと、その妹さんがボーカルでお母さんがピアノというグループ。
障害とかそうでないとか、そういうイデオロギーはすっ飛ばしてしまって、ものすごい感動が胸の中に迫ってくる、不思議な人たちです。
一曲目から涙でステージが見えなくなりました。ぜひ一度聴いてもらいたいと思います。
■ハヴケイスケさん
彼はアメリカやアジアでも演奏したり、国内でもヒッチハイクでのライブツアーを成功させたりしているらしく、旅人らしいとてもホットでやさしい歌を歌ってくれました。
かといって、いわゆるステレオタイプなバックパッカーにありがちな、すれたような雰囲気がなくて、本当に気持ちのいいライブでした。
ちょうど僕と同い年で、何だかきらきらした目を持った好青年でありました。きっといい友達になれそうです。
ライブにはいろいろな人が来てくれます。
純粋に楽しみに待っていてくれたり、自分を啓発する場所として考えてくれたり、何だか知らないけど号泣していたり。
それぞれがそれぞれの楽しみ方をして、それが当たり前に存在している。
みんなが仲間であって同時に個々である。
これからもそんな風な場所、時をつくっていけたらいいなと、強く思った夜でありました。
来て下さったみなさまありがとうございました。