家に机がやってきた。
大切な知り合いの静岡大学のH先生が、ご自宅でいらなくなった物を下さいました。
先生と、物を所有することについてしばし話をしました。
先生は読書家でもあると同時に、いろんな物のコレクターでもあるので、家は物であふれているらしいのです。
最近は、物を所有しない暮らしを考えて、いらないものを処分したり、できるものは寄贈したりしているそうです。
年末年始に本を整理したら、いらない本が段ボールに50箱にもなったとか。
それだけでも驚きですが、あとそれを2~3回やればすっきりするということでした。どんだけあるのだろう!
自分が所有できる物なんて一つもないと、変に抹香くさい話にするつもりはないのですが、なるべくなら、物に囚われないシンプルな暮らしをしたいものです。
逆に僕の大切にしているもの。
一人暮らしを始める時に実家から持ってきた「ひらめ」の湯のみ。もう15年以上使っています。
そのへんのスーパーで母親が買ってきたので別に珍しくも何ともありません。
ある時、東京のフリーマーケットで、しかも叔母が出しているお店で、この同じヒラメの急須を発見しました。
興奮して、叔母に、こんなところでペアのを見つけるなんて!と話すと「へえ~。」と特に驚いたこともない様子でした。
最近ヘルパーの仕事で行っている家にも何と同じ湯のみが置いてあって、これ家にもあるんですよ、と言ったらやはり「へえー。」ということでした。
「我が家の名曲、隣家の・・・!」なんて標語もありましたね。
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