2011年5月7日土曜日

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「シャクナゲ」の花が「ツツジ」の花と、
よく似ていると思っていたら同じ仲間なのだそうです。

「お茶」と、「椿」も実は親戚だそうです。

人は、あの花はきれいとか、この花は気持ち悪い、
とか、いろいろな感想を持ちたくなります。

しかし植物は、その土地や気候や、状況に合わせて、
自然とそのような形になってきたものです。

例えば何かの機会に、全く知らなかった異土の植物や、
コケや、シダなどの原始的な変わった植物を見ると、
いかに自分たちの美意識が、狭い文化の中で押し込められ、
限定された知識の中で教育されてきたものかがよくわかります。

本当の美とは何でしょう?

深い心の奥底で育っていく無意識があるかと思えば、
また、知的な理想の途中に見つけてゆくものもあるでしょう。

自分もそのような矛盾から離れられない存在でありますが、
ものを愛でることができるということは、かけがえのない、
人の大切な心だと思います。

今日咲いていた、満開のシャクナゲの花と、
心の中に咲いているその同じ花が、
ひとつのものになるという時がくるのでしょうか。

最近少し頭を使いすぎました(笑)

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