2011年11月29日火曜日

11/29

つまらない批判を書くのですが、

最近のTVで、若手の歌手が映像の美空ひばりと、
デュエットをするというのをやっていました。

もし自分がその歌手の立場だったら、
事務所がなんと言おうが、
プロデューサーがなんと言おうが、
全力でお断りしたいと思ってしまいました。

赤っ恥はかきたくないと思うからです。

時として大御所の胸を借りることは大切ですが、
いくら一般に人気があるからと言って、
幕下が横綱と同じ顔をしていることはできないでしょう。

評価として、ただ単に歌やパフォーマンスが上手なのと、
心の芯から人の気持ちを震わせることができるのとは、
全く次元の違う基準だと思うのです。

不肖、自分も美空ひばりの曲を、
時々ライブで歌わせてもらっていますが、

いくら楽器演奏や歌が上手になっても、
まさかそんなことを何千人もの前で披露して、
平気でいられる時が来るとはどう考えても思いません。

こりゃ言いすぎですかね…。

時に、同じような話題として、TVのなかでは最近、
天才子役とかいうものが、よく取りざたされていますが、
あんまり何でも褒めほめしすぎちゃあ、
本人のためにはよくないような…、

と思ったら、美空ひばりもそういえば、
天才子役としてデビューしたのでした。

結局、好きなようにやればいいのでしょうか?
本当の芸術家はどこにいるのでしょう。

それを育てる本当のお客さんも、
同じように、少ないかもしれません。

2 コメント:

シンヤ さんのコメント...

幕下と横綱にたとえるなんて、やっぱりマルケンは優しいなぁ。

 あんなのは「その辺にいるチンピラ」が分もわきまえずに勝手に土俵に上がって汚しただけだよ。

 「尊敬している」っていえば何をやってもいいと思ってるんだね。

まるけん さんのコメント...

シンヤさん。

わはは、厳しいですね。
仮にもCDを何万枚も売る人達ですからね。

でも例えば、TVのバラエティなどを「本当に」面白いと思ってみている人は、
その未熟者をも、美空ひばりと同列に「尊敬」してしまうかもしれませんね。