2013年2月16日土曜日

2/15 銀の演奏会

富士市に住んでいるベーシスト「Chuji」と一緒に演奏することになり、昼間練習に行ってきました。

学生時代のサークル活動などを除けば、今まで、僕は自分がリーダーになって、自分の曲を専門に演奏するというバンドを作ったことがありませんでした。

ここへ来て急にそういうものを作ってみたくなったのです。

練習で音を出してみて、自分の曲が生き返っていくような感じがしました。生き返っていくというのは、上手な人と一緒に演奏すると、何か自分の感覚が呼び水を与えられたように、じわりと滲みでるように感じることがあるからです。

少しずつ、有意義なものを構築していけたらいいなと思います。


夜は、UHUにて定期ライブ「銀の演奏会」の本チャン第一回目でした。

今日のキャストは、

ナカムラシンヤ
河鹿
石田チビオヤジ


とシンプルな構成でしたが、みんな本当にすばらしいライブでした。

UHUに出演する人は、しみじみといい曲を歌う人が多いな、と思います。それは歌や楽器がうまいとか下手とかではなくて、日常の生活の中での心意気の問題なのだと思います。

日々の生活を少しでも豊かにしていくことこそ、音楽の一番大切な役割なのだと信じたいものです。


ちなみに今日のBGMは、ブラジルの「ジョアン・ドナート」の音源をチョイスしました。

ボサノバの、ジョアン・ジルベルトと並んで、もう一人のジョアン、と言われる人で、ボサノバの創成期にすばらしい作品を残し、これから売れていくぞ、という時に急にアメリカに渡ってしまい、今度はアメリカでブラジル音楽が流行り出して、流行の最先端で演奏…、と思いきや、飽きてブラジルに帰って来てしまう、というようなゴーイング・マイウェイな人。

僕の大好きな演奏家であります。


joao donato - me deixa
http://www.youtube.com/watch?v=BYYv9XQjg4A

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