キャンプの片づけをして温泉に入った後、兄たちと別行動で奥多摩を出発し、カエルたちの鳴き声の響く沢から一路、雑踏の街へ。
ミュージシャン近藤智洋さんとの2マンライブは、僕にとっては初めてのお店、阿佐ヶ谷「Harnnes(ハーネス)」にて。
こぢんまりとした喫茶店のような作りで(オーナーはそう言われたくないらしいですが)、何かまとまりのあるいい雰囲気を醸し出していました。
こちらで近藤さんは月一の企画ライブを行っています。もうひと組に好きなミュージシャンを招いているということで、今回は僕がお誘いをいただきました。
この日のライブは、前々日の「茶々」で感じたような開放感はさすがに薄れていましたが、何かやはり今までとは違う落ち着いた気持ちでできました。
近藤さんは、演目に知り合いのミュージシャンの曲のカバーを1曲差し込むことが多いのですが、何と今回、僕の曲をそのレパートリーの仲間にいれて下さいました。
コードや伴奏もアレンジされていて、彼の色が前面に出ていて素敵な1曲に仕上がっていました。
曲自身もいいシンガーに歌ってもらえて喜んでいることだと思います。
近藤さんが自身のブログに、この日のことを「宝物のような時間」と書いてくれました。
時間は捕えどころがなく、すり抜けて行ってしまうけれど、僕たちミュージシャンはその限られた時間の中で、濃密に何かを放出しなくてはならないものです。
そしてその一瞬に、言葉や五感を超越したところでお互いを理解しあえることを、深く夢見ています。
あるいは無意識のうちに通じ合っているからこそ、そのステージやセッションを楽しみにどこまででも駆けつけたくなるのかもしれません。
北陸、静岡での演奏も含め、ここ2、3週間のステージで何か得難いものを得たような気がしました。
またそれも、カエルたちの合唱している沢の流れや、ライブステージの残光のように、また時がたてばすり抜けて行ってしまうものかもしれません。
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