2013年6月15日土曜日

6/15 2つ半ぐらいの話

車で細い路地を走っていると、対向車が2台来たので道を譲ったら、前の車に知り合いが乗っていました。

おっ、と思って次の車を見ると、まったく違う方面の知り合いの車でした。

皆言いますが、静岡は狭いなあ、と思いました。例えばまったく初めての何かの集まりでも、行ってみると必ず1人2人知り合いがいたりします。

ところがこれは間違いで、実は自分の行動範囲が狭い、というほうが有力説らしいですね。他の街に行っても、「○○県は狭いねえ。」などという会話はよく聞くものです。


最近は、じめじめとしています。ところがカエルたちは嬉しそうで、ゲコゲコ鳴いています。

外で、その声を聴くともなく聞いていると、何種類かのカエルが重なって鳴いている事がわかりました。

中に、キュルキュルキュルキュル、というような印象的な声を立てているものがいました。


ふと、子どもの頃、初めて金縛りにあったときのことを思い出しました。


僕は、よく金縛りに遭うのですが、時々でいろいろなパターンがあります。

そのときは、夜中に突然、ぐっと体が動かなくなって、何だろうと思って怖がっていると、しばらくして何か足元の方から、「会話」のようなものが聞こえてきて、だんだんと自分の体の方へ進んできました。

内容はわかりませんでしたが、キュルキュルキュルキュルと甲高く、けたたましく足もとから段々と耳元へやってきて、僕の体の両側を通り抜け、ゆっくり頭の上の方へその「声」は行ってしまいました。

すると、はっと金縛りは解けました。

ものすごい冷や汗で、ああ、これが金縛りというものか、と思ってあたりを見回すと、今度は「鈴」の音のようなものが、チリン、チリンと、ゆっくり部屋の中を飛び回っています。

その音は、ゆっくり部屋の中を旋回して、いつの間にか消えてしまいました。


金縛りは、よく夢の中の出来事だと言いますが、そのとき確かに僕は眼が覚めていました。

子どもの頭というのは、不思議な現象を捉えるのかもしれません。


カエルの声が、どうもその声に似ていたので、ふと思い出した話であります。

両腕を捕まえられて、どこかへ連れて行かれそうになった事もありますが、その話はまた今度。


たまには怖い話もいいかと思いましたので(笑)

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