前に少し書きました、SCDP(静岡コミュニティダンスプロジェクト)の公演は、8/31、9/1の2日間に決定しました。
静岡市民文化会館中ホールにて沢山の市民ダンサーが幾つかのチームを組んでそれぞれの演目を披露します。その音楽を担当させていただくことになりました。
演出からの要望により、パーカッションには僕の音楽仲間であるカホン奏者「原口朋丈」さんが選ばれました。
総監修は、お年寄りのダンスワークショップでもご一緒している「アオキ裕キ」さん。
市民ダンサーの顔合わせ初日の今日は、簡単なワークショップとオリエンテーション。アオキさんの導きで、徐々に体をほぐしていき、そこにギターとパーカッションをほぼ即興でからめていきました。
だんだんと皆さんの動きが統一化されていって、僕たちの音も、何か共通した方角に向かって行けたような気持が一瞬しました。
アオキさんは、もともとは舞台やコンサート、CMの振り付けなどを手掛けていた方ですが、現在は路上生活者のパフォーマンス集団を組織したり、世代を問わないワークショップ等を開催したりもしています。
彼はオリエンテーションで、自分は他の人を蹴落として上に上がろうとする人たちのダンスを散々見てきた、それもいいけれど、そうでなくてそこからこぼれた人たちの踊りに今は興味があり、一緒に何かを作っていきたい、というようなことを言っていました。
心に響く言葉でした。
アーティストや芸人というより、何か農夫のような表情を持っている人だなと常々思っています。抽象的ですが、僕はいつも何かを耕しているようなまなざしを持っている人が非常に好きであります。
僕の方は、いつも眠い目こすりこすりです…。
全体の演目の中の挿入曲または効果音を、10シーンほど作ることになりました。また何曲か書きおろしてみようかと思っています。
ダンサーの皆さんとの稽古を楽しみに、作ってみます。
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