2013年6月18日火曜日

6/17 バンドのリズム、合奏の拍子

街の中が夜霧にけぶって、いつもより静かなように思います。

先日、うちの周りでハクビシンを2匹見ました。

疑り深そうな顔をしていますが、よく見ると愛嬌があります。目が合うとちょろちょろ逃げてしまいました。

なかなか人と理解し合うのは難しいと思います。あ、人じゃないか。


ずいぶん前、自分がリーダーでバンドをやっていた時、なかなかリズムが合わないので、仲間が話し合っていました。

ドラムの音をちゃんと聞いて、ドラムに合わせるべきだとか、リーダーである、まるけんのギターに合わせていこう、とかいろいろな意見が出ました。

僕は、いやいや、誰か一人のリズムに合わせても絶対に合わないから、それぞれが自分の音に責任を持って、補い合っていくのがいいと思う、というような事を言ったのですが、あまり聞いてもらえませんでした。


いくら正確な人でも機械ではないので、必ず何かの拍子に、もたったり走ったりするものです。ちょっと疲れちゃったりして。

その時、周りがその人に頼ってばかりいると、共倒れになってしまう。

特定の個人に合わせるのではなくて、その曲自体のあるべき姿や、バンドのサウンドの向かっていく先を描くことができれば、そこにこそ合わせる対象があるんじゃないかな、と思っていたのですが、いかんせん技術が下手くそなので、実践できません。

頼りないリーダーだったのですね。


リズムという事は、自分と相手の中だけにあるのではなくて、もっと大きな世界に流れている何かから感じてこないといけないのだな、と今でも思うのであります。


今日の1曲。

Bill Frisell ~ Imagine
http://www.youtube.com/watch?v=lKWDC-6doeA

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