「心のバリアフリー」
今日は、車椅子の(本当はこういう風にも説明する必要性はないが話の流れ上…)
げんちゃんの入浴を手伝ってきました。
彼は僕がお風呂をやるときは必ず、何かしら議論をふっかけてきます(^3^)
今日も喧々諤々してきましたよ。
彼は車椅子の障害者という「立場」から本当のバリアフリーを考えています。
僕のお世話になっているライブハウスに、彼は時々遊びにきてくれますが、
ライブハウスは地下にあってエレベーターもありません。
本当なら、全然バリアフリーではない。
でもそこにいる人は、みんなでげんちゃんを抱えて階段を降り、椅子に座らせてくれます。
そこには物理的な段差はあっても、バリアはありません。
すでに障害者という観念から離れているので素晴らしいと思いましたが、
彼は本当にみんなが安心して心を開いて、
しかしあくまで個性を大切に生きていける世の中を模索したいそうです。
そのためには、音楽が必要だといってました(^^)
今は、人と人とのつながりが問題視される世の中ですが、
僕は音楽が具体的に、何かの役に立つとは思いません。
でも無限に人の心に訴えることができますよね。
問題は部分ではなく、全体です。
「花」じゃなくて「優しさの意味」じゃなくて、全体です。
僕はまだ辿りつけませんが、そこに「命のコード」があると思います。
本当に心のバリアが無くなるのは、いったいいつの日になるでしょうね。
今日はゴロゴロ雷が鳴っていました。
恵みの音ですが、降りすぎないことを祈ります。
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