とても忙しい一日。
SCDP(静岡コミュニティダンスプロジェクト)の公演練習が段々と本格的になってきました。
ダンスや身体表現に合わせて、何曲か作り、練習ですり合わせる。繊細に寄り添う部分もあれば、こちらも大胆に自分の中身を切り開いていかなくてはならない部分もあります。
今日の午前中は、その公演の子供チームの演目に音をつけに行きました。
どの世界でも、子供をまとめるのは大変です。
なかなか収集がつかない。
日ごろとは違う、異世界の雰囲気を大人が表現していかなくてはいけないと思います。
その非日常を肌で感じた時の子供のまじめさ、集中力は目を見張るものがあります。
練習が終わり、昼間は障がいを持った人の施設「つばさ静岡」にて演奏をしてきました。
二胡の演奏と、フルート+ギターの演奏の2部立てでライブをしました。
僕は、2年前にも演奏をさせて頂きましたが、何人かの方はちゃんと覚えていてくれて、うれしそうに迎えてくれました(ちょうどその時は「震災」の直後で、僕は非常に浮かない気持ちで演奏に臨みましたが、皆さんの朗らかな雰囲気にずいぶん救われました)。
ある意味で、このような場所で演奏をするために僕は、無い技術を磨いて来たようにも思える、いつもそのように感じさせてくれる所です。
二胡の「中年四楽坊」の皆さまも素敵な演奏で、とてもよいご縁になりました。
今度は、大人のダンスに音楽で参加する。
「オキテ・ダンス」と名付けられた演目で、都会のぎくしゃくした人間の関係性、束縛、鬱屈から解放されようとする、男女の踊り。
音楽の方は公演のメインテーマとなる、なかなかいい曲ができ、これは監修のダンサー、アオキさんによって「解放のマーチ」と名付けられました。
解放のマーチ…。いいタイトルだなあ、自分の作品CDの中にもいつか収録したい、と秘かに思いました。
くたくたになって家に帰りつくと、アパートの壁にひぐらしが泊って休んでいました。
彼らはどんな夢を見るだろうか、と学生のころよく考えました。
きっと僕らには想像もつかない、広い世界を飛んでいることだろうと思います。
今日の1曲
Gilberto Gil - Kaya N' Gan Daya
http://www.youtube.com/watch?v=m55FxFsHcGI
ボブ・マーリーのカバーですね。
ジルベルト・ジルはたしかブラジルの文化大臣なのでありますが、こんな映像撮っててイイノカナ?
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