今日は昼間でも30℃を超えることがなく過ごしやすい日でした。
デイサービス「久能の里」にてのダンスワークショップ。
大分、皆様もなじんできたようで、覚えていて下さる方も何人かいらっしゃいます。
今日のワークショップは、唱歌「ふるさと」を聴きながら、それについて思い浮かんだ絵を描く、というところから始まり、最後には歌にふりをつけて踊りました。
僕が、ふるさとを歌うと、何も言わずとも大合唱が始まってしまいました。
中には泣きながら歌っている人もいます。
僕たちが同じような老人の歳になったころ、こんなにも愛される歌が残っているでしょうか。改めて一部の、唱歌といわれる曲の持つ途方もない力を、強く感じさせられました。
ある利用者さんが、紙に手紙を書きだしました。
「久能小学区にある小川は、昔はきれいな川で皆使っていたが、(一時期汚くなって)また小川がきれいになってきて嬉しい。」
というような内容でした。
涙ながらに、今は字も書けなくなってしまったけれど、誰かに清書してもらってみんなに読んでほしい、というような事を言いながら、置いてあったクレヨンを使って、つたない手で一生懸命書いてくださいました。
「ふるさと」という歌が、直接その方にそうさせたかどうかはわかりませんが、僕も話を聴いていて胸に熱いものがこみ上げました。
静かな自然がなくなっていくこと、素敵な歌がなくなっていくこと、人の心が軽々しくなっていくこと、もっともっと真剣に考えなくてはならないことが、沢山あるようです。
デイサービス「久能の里」にてのダンスワークショップ。
大分、皆様もなじんできたようで、覚えていて下さる方も何人かいらっしゃいます。
今日のワークショップは、唱歌「ふるさと」を聴きながら、それについて思い浮かんだ絵を描く、というところから始まり、最後には歌にふりをつけて踊りました。
僕が、ふるさとを歌うと、何も言わずとも大合唱が始まってしまいました。
中には泣きながら歌っている人もいます。
僕たちが同じような老人の歳になったころ、こんなにも愛される歌が残っているでしょうか。改めて一部の、唱歌といわれる曲の持つ途方もない力を、強く感じさせられました。
ある利用者さんが、紙に手紙を書きだしました。
「久能小学区にある小川は、昔はきれいな川で皆使っていたが、(一時期汚くなって)また小川がきれいになってきて嬉しい。」
というような内容でした。
涙ながらに、今は字も書けなくなってしまったけれど、誰かに清書してもらってみんなに読んでほしい、というような事を言いながら、置いてあったクレヨンを使って、つたない手で一生懸命書いてくださいました。
「ふるさと」という歌が、直接その方にそうさせたかどうかはわかりませんが、僕も話を聴いていて胸に熱いものがこみ上げました。
静かな自然がなくなっていくこと、素敵な歌がなくなっていくこと、人の心が軽々しくなっていくこと、もっともっと真剣に考えなくてはならないことが、沢山あるようです。
2 コメント:
とても心に残る日記だったので、
勝手にに、フェイスブックにて、
シェアさせて頂きました。
感動したことを、誰にでも、
いちいち伝えなくてもいいやん、って
いう方なんですが、
真面目な内容で、大事なことは、
伝えた方が良いと思って。
温かい気持ちの輪が広がっていくのは、
良いことではないかと。。。
まるけんさん、とても心温まる体験をされましたね。
私も、その場にいたら、泣きながら、
ふるさと、歌っていますね、きっと。
ふるさと、って、ほんとに日本人にとっては、みんなの心の歌なんでしょうね。
河村さん。
ありがとうございます。
「ふるさと」を国家にしよう、なんて意見もあるぐらいですね。
一説によると賛美歌のメロディをモチーフに、当時は珍しかった3拍子で作られたそうです。
軍国主義に向かっていく時代に対して、西洋も東洋もふるさとを思う気持ちは一緒なんだというメッセージが込められているとか。
名曲誕生秘話にはよく、尾びれ背びれがつくので、本当かどうかわかりませんが。
すばらしい歌には変わりありませんね。
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