2012年6月30日土曜日

6/30


久しぶりの浜松でのライブは、鈴木健太郎さんとのライブでした。

演奏を聴いていると、何年か前に誘われ事をして、少し遠くまで彼のライブを見に行った時のことを思い出しました。

出演者の多いライブで、彼が出てくるまで結構たくさんのミュージシャンを見なければいけなかったのですが、何だかその出演者たちの歌が、どうも嘘ばっかりのような気がして、僕はとても居心地の悪い気持ちになっていました。

そんな中彼は、自分の言葉で自分の歌をうたっていました。少なくとも僕にはそんな気がして、最後にふっと救われたのです。

シンプルでいて、とても大切なことを教わったような気がしました。


今後、浜松方面にも素敵な仲間が増えることを、楽しみに思います。


早いもので、奄美地方では梅雨が明けて、明日からは7月です。

このブログのトップの写真が最近、月に一回、変わっているのをお気づきでしょうか?明日は新しいのにします。

2012年6月29日金曜日

6/29


最近練習している曲。

「アルハンブラの思い出」
http://www.youtube.com/watch?v=EQGBbLBShzk

昨日戯れに(?)、アルハンブラをライブでやってみました。

クラシックコンサートでもないのに、アルハンブラを昭和フォークのお店のライブで、というのはどうかと思いますが、割とうまくいったような気がするので、許してください。

細かいトレモロの手の動きなどは、練習ではできても、人前でちょっとでも緊張して動揺していたりすると、手に鉛でも付けたように、面白いほどにできなくなってしまいます。

逆に、そんな感覚と遊べるほど、心と体のバランスをとる術が身に付いたらいいなと思います。


最近やりたいなと思っている曲。

「イヴァン・リンス Depois dos temporais」
http://www.youtube.com/watch?v=4rdaVBBEltA

一体どういう基準でレパートリーを選んでいるのか、自分でも判りません。
これはどうも気持ちを掴んでくるので、特にバンドなどで歌ってみたいなと思っています。



今日は、浜松の「喫茶 のぶさん」というところで演奏させていただきます。
浜松方面の方、よかったらいらしてください。


□6/29(金)
浜松市中区 「喫茶 のぶさん」
出演 鈴木健太郎 丸山研二郎
open 18:00  start 19:00
前売 ¥1200 当日 ¥1500 要1ドリンクオーダー + ¥500
浜松市中区砂山町 328-13


実家に一晩泊ってきます。

2012年6月28日木曜日

6/27



うちに新しい仲間がやってきました。アリアの、ジプシージャズギターモデルです。

もともとはフランスでデザインされたギターの種類で、ホールの形状から通称「オーバルホール」というらしいですが、ジプシージャズをあまり知らない人には珍しい形だと思います。というよりそれ以外で使われているのは、ほとんど見たことがありません。

音は、しまっているというか、きっちりしてるというか、パリパリしてるというか、わし特殊な演奏しかできないからね、といっているような感じで、なんだか気に入りました。

僕は、ジプシージャズの勉強はしていないので、これを機にちょっと音階などをかじってみようかと思います。偏見なく、まったく違うジャンルの演奏に組み込んでみても、それはそれで面白い音を出してくれそうです。


ジプシージャズの祖 ジャンゴ・ラインハルト
http://www.youtube.com/watch?v=LoIJ4W7kXiQ

大学時代に、妙にはまって毎日のように聴いていました。



さて、明日は、いつものように「マキタさんとミッちゃんトコ」で演奏します。
このギターは…、明日は持っていかないと思いますが、ぜひ遊びにいらしてください。


■6/28(木)
静岡 「ロック喫茶 マキタさんとミッちゃんトコ」
出演 マキタさん 丸山研二郎
20:00~、21:00~、22:00~ ¥1000(飲食別)

2012年6月26日火曜日

6/26

イタリアのボローニャというところで、「EU DANCE AWARD 2012」なるものが行われ、僕の大切な(借り物の)ガットギターを作ったタローさんと、そのパートナーで、ダンサーのおりはさん達のチームが2位に入賞したそうです。

その演目は「Kan」というタイトルで、この意味は不明ですが、音響になんと僕の曲を使ってくれたのです。事後報告でしたが。

タローさんいわく、言葉の壁を越えてたくさんの人が感動してくれたとのこと。ダンス、演出が素晴らしかったからというのは言うまでもありませんが、ミュージシャン冥利に尽きる話であります。

youtubeに公演の模様があがっているので、ちょっと引っ張ってきました。

よかったらご覧ください。

ちなみに編曲、歌、録音などはタローさんとその仲間達によるもので、僕は一切関わっていません。

2012年6月25日月曜日

6/25


車の窓に鳥のフンが付いていました。

うぬけしからん、と思ってそのまま乗って出かけると、とあるお店の軒下に、まったくそれと同じ形のフンがたくさん落ちていました。

見上げるとツバメの巣があって、そこから、もう大人と変わらないぐらい大きくなったツバメのひなが4、5匹こちらを見つめているではありませんか。

つぶらな瞳で、小首をかしげる姿があんまりかわいいので、しばらく眺めていましたが、こちらも上を向いて口をあんぐり開けている自分に気づいて、恥ずかしくなったのでそそくさと車に戻りました。

そもそも、フンが車についてもこれっぽっちも気にしませんが。


ナカムラタツキくんと、倉沢桃子さんのBar LIVINGROOMでのライブはとてもよかった。

二人の言葉が、すっとしみ込んでくる感じで気持ちがよかったです。

今、ライブ全体として、というより、作る音楽全体として、最初から最後まで、脈略の通ったメッセージ、メロディを紡いでいるミュージシャンは、なかなかいそうでいないような気がします。

音楽そのものの好みはいろいろあるとしても、そういう言葉に出会うと、とても感動するのでありました。

2012年6月23日土曜日

浜松にてのライブ告知

ライブ告知です。

浜松市にて、ミュージシャン「鈴木健太郎」さんにお誘いいただき、ライブが決まりました。

浜松方面の方はぜひお越しください。



□6/29(金)
浜松市中区 「喫茶 のぶさん
出演 鈴木健太郎 丸山研二郎
open 18:00  start 19:00
前売 ¥1200 当日 ¥1500 要1ドリンクオーダー + ¥500
浜松市中区砂山町 328-13


久しぶりの浜松での演奏です。楽しみにしています。


今夜は、静岡のミュージシャン「ナカムラタツキ」くんが、何だか金八先生にも出演したという、俳優兼シンガーソングライターの方をゲストに呼んで、ライブを企画したというので、観に行ってきます。

それまでは、練習するぞー。

2012年6月22日金曜日

6/22


今夜は、UHUにて自主企画です。詳細は昨日の記事に載せています。

今回はちょっといつもと違う雰囲気で、エレキギターを2台でやります。
しっとりと、時にはパチパチと、面白い空間系音楽になりそうです。

ぜひ遊びにお越しください。


エレキギターでやってみようよ、というのは相方の荒井さんの提案だったのですが、僕は、最近、「John Abercrombie & Ralph Towner」とか、ギターものの音源にはまっていました。

エグベルト・ジスモンチ熱は少しさめてきました。でも相変わらずブラジル音楽には何だか感じ入るものがあって、いろいろとよく聞いています。

最近のお気に入りを少し紹介します。



John Abercrombie Quartet

Egberto Gismonti

おまけ
Marcos Valle & Fino Coletivo

2012年6月21日木曜日

6/21


もうひとつ台風が来ています。

しとしと雨が降っていると、何となく憂鬱になったり、逆にさわやかな気持ちになったり、いろいろ忙しいです。

ギターを新しい弦に貼り替えたらいい音がしました。


急ですが、もうひとつライブが決まりました。

6/24、静岡は両替町「騒弦」にて昼間のライブです。

日曜の昼に、ちょっと街での買い物がてら、映画を見に行くような気持で遊びに来て頂けたら嬉しいです。


■6/24(日)
静岡両替町 「LIVEHOUSE 騒弦」
イベント 真昼の音楽
出演 黒川浩和、丸山研二郎 他 
open 13時 start 13時30分
ticket 1000円+1drink500円


それから、明日のライブは、やはり青田ケンイチ氏が体調不良のため、欠席になってしまいました。マイコプラズマ肺炎か何かだという話です。大丈夫でしょうか?

そのピンチヒッターで、UHUBOSSが急遽出演してくれることになりました。何かカバー曲をやると言っていましたが、ひょっとしたら名前も変えてくるかもしれません。お楽しみに。

そちらもぜひお越しください。



■6/22(金)
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
イベント 七間町夜の森
出演 丸山研二郎&荒井豊、黒木裕太、ゼンザエース(?)
open 18:00  start 19:00
前売 ¥2000 当日 ¥2300 (1ドリンク付)

2012年6月20日水曜日

エルピス


少し話題としては遅れました。

自分のブログでは、政治についてや、はっきりとした社会思想は書かないと、ある程度決めてきましたので、突然このような物言いもなんですが、今夏の原発再稼働にははっきり言って反対であります。

今日本はとんでもないことになっていると思います。

「普通の」感覚で、ニュースを見たり、数々の記事を読んだりすれば、本当に足りなくて困ってるから、仕方なくやっぱりちょっとだけやろうね、ということではないということは明かです。

いろいろな善処を尽くした結果であれば、どうなろうと受け入れたいと思うのですが、一部の、一般の人にはわけのわからない利権などのために、やっていいことと悪いことがあるのではないでしょうか。

結局最終的には、本当に便利で、生きやすい世の中って何だろうという、話になってくるのですが、ただ単なる、表面的な欲求のために、開けてはならない「箱」が必ず存在すると思います。

種々の災いを振りまいたという「パンドラの箱」に最後に残ったものは「希望」だったといいます。しかしそれは結局、楽観からくる「不悟」や「短絡さ」の象徴であって、それが人間にとって一番の災いのもとであったという説もあります。

映像の福島の壊れた発電所が、開いてしまった巨大な箱に見えたのは僕だけでしょうか。

観念的な話はノンポリミュージシャンのたわごとであります。やっぱりいろいろと勉強しなくてはなりません。


ひとつだけ身近な人のブログを紹介します。

「原発のない社会をめざして」
http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/
http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/blog-entry-794.html

大事な話だと思うのです。

2012年6月18日月曜日

6月後半のライブのお知らせ


6月もいつの間にか半分が過ぎました。

6月後半は、このようなライブスケジュールです。

22日はUHUにて自主企画をやらせていただきます。半分は久しぶりに、「ループ」などを使って、空間系音楽に再トライしたいと思っていますが、どんな感じになりますでしょうか?

(青竹艶一《これはちょっとした偽名?》こと「青田ケンイチ」氏は最近突然の体調不良にて、ライブをお休みしているそうです。このライブまでに回復してくれるか、今はちょっとわかりませんが、ひょっとしたらお休みの可能性もあります。どうかご了承ください。)

29日は、浜松にて「鈴木健太郎」さんにお誘いいただき、駅近くの、喫茶「のぶさん」にて演奏します。浜松方面の方、ぜひお越しください。


■6/22(金)
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
イベント 七間町夜の森
出演 丸山研二郎&荒井豊、黒木裕太、青竹艶一
open 18:00  start 19:00
前売 ¥2000 当日 ¥2300 (1ドリンク付)

■6/28(木)
静岡 「ロック喫茶 マキタさんとミッちゃんトコ」
出演 マキタさん 丸山研二郎
20:00~、21:00~、22:00~ ¥1000(飲食別)


□6/29(金)
浜松市中区 「喫茶 のぶさん」
出演 鈴木健太郎 丸山研二郎
open 18:00  start 19:00
前売 ¥1200 当日 ¥1500 要1ドリンクオーダー + ¥500
浜松市中区砂山町 328-13

2012年6月14日木曜日

6/14

今日は一日、一度もギターに触らない日でした。最近はそういう日がなかったので、いいオフになりました。


今週の日曜日は「父の日」だというので、プレゼントを買いに街へ出かけました。

うちの父は、物にあまり頓着のない人なので、いつも何をあげたらいいか困るのです。

以前には、ネクタイをプレゼントしましたが、何年かして法事か何かの時に、いいネクタイがないと言ったら、「これいらないからやるよ。」と言って、僕があげたネクタイを僕にくれたことがあります。

実際、僕もその時は自分があげたものだということに気付かず、「ああ、ありがとう。」といって素直にもらってしまったので、まあ、血は争えないわけであります。

今回は、ポロシャツにしましたので帰ってくることはないと思います。


デパートのサービスで、父の生まれた日の新聞の1面を印刷してくれるというのがあって、面白そうなのでやってもらいました。

昭和11年、戦前の新聞であります。そのころは1面は広告ばかりらしく、本や、学術書の宣伝などで埋まっていました。

僕は、1982年生まれですが、パッと思いつく当時の1面にのりそうな事といったら…、「フォークランド紛争」でしょうか。

2012年6月13日水曜日

6/13

駅ビルの屋上で、もうビアガーデンが始まっていました。

僕は恥ずかしながら、いわゆる普通の会社という所で働いたことがないので、ちょっと帰りに一杯やって、というようなことを、少しうらやましく思ったりします。

ちょっと帰りに立ち寄ったところに、僕たちのようなものがいて、演奏していたりするわけなのです。


今日は定例の「伊太利亭」ライブでした。来てくださった皆様ありがとうございました。これでやっとひと段落、明日から1週間ほど演奏はお休みです。

大小問わず数えてみると、ひと月で21ステージこなしたことになります。これは自分としては過去最高に多かったのですが、考えてみれば、ライブバーなどのハウスバンドには、「週5」などで演奏している人もいるので、まだまだだなあと思ったりします。(あ、週5で30日ならそんなに変わらないか。)


今夜は、街中がずいぶん閑散としていました。

静岡は日本一寝るのが早い県なのだそうです。

誰かが言っていただけなので、ほんとかどうか知りませんが、あんまりかっこいい日本一じゃありませんね。

自分の仕事の性質とは矛盾するけれど、僕は静かな街の方が好きです。人ゴミがどうも苦手です。

人通りの少ない飲み屋街を見て、あ、打ち上げしたいな、と思ってしまったのでありました。普通は逆ですね。

2012年6月12日火曜日

6/11

高円寺は面白い街です。昼間、宿泊場所の違った荒井さんと別行動だったので、早めについてしばし街を散策しました。

ラーメン(400円)を食べて、古本屋で本(中島敦全集 2)を買い、喫茶店に入って珈琲(フレンチロースト475円)を飲みながら、しばし読みふける。すっかりゆっくりしてしまった半日でありました。


会場は荒井さんが、若いころ出演していたというライブバー「稲生座」。

ママさん(エミちゃん)の旦那さんはすでに故人で、かつてのマスターなのですが、ステージからお客さんの方へ向くように生前の写真とお線香立てが設置されていて、親しい人は、来るとそこにお線香をあげてゆくのが習慣のようです。

不思議なお店ですね。仏壇の中で演奏しているようで、何だかかしこまった気持ちになりました。

昔は、変わった人(?)がいっぱいいたとか。営業中のケンカなども日常茶飯事だったそうです。でも何故か、皆、人はあたたかくて居心地のよい場所でした。

またひとつ素敵な場所で演奏できたことをうれしく思います。


2日間の東京ツアー、来てくださった皆様、ありがとうございました。

「茶茶」さんは、8/26(日)、「稲生座」さんは、また連続で8/27(月)と、飛んで11/10(土)に次回の演奏が決まりました。

どちらの場所も、自分たちの演奏をとても気に入って下さり、すぐに次が決まりました。これもなかなか珍しいことで、本当にありがたい限りです。


さて明日は、伊太利亭にて、また荒井さん、まゆちゃんとのトリオで演奏します。どうぞお越しください。


■6/13(水)
静岡紺屋町 「リアルフードレストラン 伊太利亭」
リアルフードプロジェクト~音楽を感じよう~
出演 丸山研二郎&荒井豊、渡辺真由子
19:30~ ¥1000(飲食別)

2012年6月11日月曜日

6/10

いろいろな会場、ライブハウスや、カフェやバー等でライブをやらせていただきますが、これぞ自分の場所だ、と思えるところは実は本当に少ないのです。

東京は狛江市にある、カフェ「茶々(ささ)」は、この場所で演奏ができて本当に嬉しいとお世辞抜きに思える場所の一つです。

今回は、ハンマーダルシマー兼ギター奏者、荒井豊さんとのディオでしたが、ここ数日、妙に荒井さんがノッています。

今までになく、どんどんプッシュされる感じで、自分たちの演奏が新しい次元に入ってきたような気がします。


明日は高円寺にあるライブバー「稲生座(いなおいざ)」にて演奏します。新しい場所での演奏、俄然楽しみになりました。


今日は、茶々に車を置かせてもらって、友人宅に泊まっています。ライブが終わって、なんだか久しぶりに旅行カバンを持って、その彼の家まで歩きました。

最近はツアーでも車移動が多いので、歩きで移動することが本当に少なくなっていました。

夜風が涼しく、気持ちよくて、なんとも言えないノスタルジーなどを感じてしまった今日でありました。

2012年6月10日日曜日

6/9


今日は、ローストビーフのお店「DON幸庵」さんにて、ユニット「凪」さんとの2マンライブでした。

静岡の浅間通りには、とても個性的なお店が多いように思います。DON幸庵さんもそんな素敵なお店のひとつです。結構広いお店なのに、音のまわりがよく、音響なしの生音ライブが楽しめます。


マスターいわく、これから月1ぐらいでライブイベントをやっていきたいということなので、僕たちもまた出演させていただきます。

しかし、そろそろ僕たち3人、「丸山研二郎、荒井豊&渡辺真由子」もバンド名をつけないと。

「北街道の唄プロジェクト」は、フォークソングなどをやる時で、ちょっとバンド名としては説明が必要になってしまうのです。

プロジェクトの中心になっている「○○」というバンド、と言えばきっと通りもいいですね。


う~ん。


「ゆたかーず」

うーん。

ゆっくり考えよう。

2012年6月9日土曜日

6/8

今日、この辺りは梅雨入りしたそうです。

しとしと雨が降って、カエルが喜んでいます。僕はカエルになったことがないので、本当に喜んでいるかどうかはわかりませんが。

2日間UHUでライブをしてきました。

1つ目は、UHUBOSSとの「ザ・シンケン(シンヤとケンジロウで)」というデュオ。これはBOSSのオリジナル曲を演奏しました。まあまあでした。なかなかのまあまあ。かなりのまあまあです。


今日は、4組が出演で、2組は東京からきたプロの方で、全体的に素敵なライブでした。

しかし驚いたことに、そのお2人は譜面立てにipadが乗っていたり、パソコンを置いてそれを歌詞カード代わりにしたりしていました。これは田舎者には、ショッキングな出来事でありました。

確かに紙に比べて、無くならないし、探すのも早いし、たくさん持ち運べるという利点があります。アップル社も、端末の新しい使い方としては、願ったり叶ったりではないかと思います。

もちろんライブ自体は本当に素晴らしかったです。

でも僕はやっぱり「紙」の方が好きだな。

ミュージシャンも段々とIT化して、宣伝などにSNSを活用したりするということは、ほぼ当たり前になっていますが、最近は、歌詞もキーボードで打って書いているという人も少なくはないらしいです。

時代の流れということでしょうか。

僕は…、ノートを買うのが好きだし、手で書いています。新しいノートを見ると何だかわくわくしませんか。

2012年6月6日水曜日

東京での2つのライブ告知


相変わらずバタバタとしていますが、6/10、11と東京にて2つライブがあります。


カフェ「茶茶」さんは、狛江市にある優しい雰囲気のカフェバーで、今回で3回目のライブになります。純粋にお客さんとして通いたい、近くにあったらいいなあと思える、数少ないお店の1つです。

次の日、「稲生座」さんは今回初めてライブをやらせていただきます。と思っていたら、この間、静岡のミュージシャン会津里花さんが演奏していたそうです。何だか安心しますね。

関東方面の方、お時間があればどうぞお越しください。どちらも気軽に入りやすいお店だと思います。


□6/10(日)
東京狛江市 「茶茶(ささ)」
http://cafe-sasa.com/
出演 丸山研二郎&荒井豊
open 17:30  start 18:00 ¥2000(1ドリンク付き)


□6/11(月)
東京高円寺 「稲生座(いなおいざ)」
http://www2.odn.ne.jp/raychel/menu.html
出演 丸山研二郎&荒井豊 他
open 19:30  start 20:00  ¥1500(1ドリンク付き)

2012年6月5日火曜日

6/3

タバコの煙でむせるようなライブハウスのある東京から帰ってきて、日曜日は静岡の、重症心身障害児・者施設「つばさ静岡」のお祭りでのライブでした。

重症心身障害児・者施設というと、なかなかピンとこないかもしれませんが、簡単にいえば中でも特に重い障害を持った人たちの入所施設です。

こちらは、僕が以前に福祉職員をしていた時にも、ご縁のあったところで、偶然にも事務長さんが、フォークシンガー、故・森下御大のお知り合いでもあったのです。


この写真、友人が撮ってくれましたが、お客さんが写ってないので何か変な感じですね。暑かったので日影を探して、遠巻きにたくさんの方が聴いて下さいました。

会津里花さん率いる、「白花」も別枠で出演していて、楽しい一日になりました。


2日間の対照的なライブ。

華々しいスポットライトの中での、劇的な演奏。
いろ~んな人たちのいるお祭りでの、楽しいジャンジャカ。

やはりどちらも本当の自分なのです。

自分に本物も偽物もないですね。どちらからもたくさんの得るものがあり、どちらにも素敵な出会いがある、と言いかえてみます。

聴いてくださった皆様。ありがとうございます。

2012年6月4日月曜日

6/2

ギターコンテストと言ったら、それこそ、ポップスから、ロックから、ブルース、ジャズ、ボッサなど、ジャンルだけではなくて、ギターソロとか、フィンガーピッカー(指弾きスタイル)とか、エアギター(…はちょっと違うか)、などなど奏法にわたるまであまりに幅広く、つかみにくい部分がありますが、

「ハーモニカ」というと、奏者やファンもぐっと少なくなるので、コンテストとなると、ある意味すごい人たちが一堂に会してしまう、という面白さがあるようです。

吉祥寺にあるライブハウスを借りきって行われた「F.I.H.JAPANハーモニカコンテスト」は、満員のお客さんの、ものすごい熱気の中で行われました。


僕たちはあえなく落選でしたが、10組の出場者の中から入選は3組、ロックブルースの吹き語りの人、ボサノバの「ソ・ダンソ・サンバ」を吹いた人、ギターを弾きながら、ハーモニカホルダーをつけて、ひとりで「花のワルツ(!)」を演奏した人が入りました。

実はもう30年以上続いているコンテストだそうで、中には10年連続でエントリーしている、という人もいて、10年間やって一度も入賞しない、というのもどうかな、と思ったのですがそれはさておき、歴史を感じました。


しかしこのイベント、おそらくではありますが、メインはそこではなくて、コンテストの後、総勢20名ぐらいの先生格の人たちが、入れ替わりにどんどんライブをやってしまおうという、どぎついイベントだったのです。

バックバンドが1組、そのメインが1曲ずつ変わっていくというスタイルで、著名なハーピストたちが次々と出ては、ものすごい演奏を繰り広げていました。

その中で、いわゆる有名な人とそうでない人の違い、コンテスト出場者と先生格の人たちでは、フレーズという観点では、そこまでの差はないようでも、「音色」が全然違うということに気づきました。

自信や、慣れ、もあるかもしれませんが、明らかにいい音なのです。

心地いい音、意味のある音、ひとつひとつの基本の大切さに気付かされました。


それ以上に恐れ入ったのが、バックバンドの人たちで、コード譜ぐらいは事前に配られているのでしょうが、ほとんど打ち合わせもなく、時にはハーピストの即興の支持に従いながら、当たり前のようにかっこいい演奏に仕立ててしまうその技術には感服しました。

以上、ハーモニカコンテストのレポートであります。


ちなみに僕たちが出場したのは、10ホール部門、いわゆるブルースハープというハーモニカの部門で、次の日には、クロマチック(全音階)ハーモニカ部門が行われたそうです。そちらも大変興味があります。

来年はぜひ、お客さんとして潜入してみてはいかがでしょうか?

2012年6月2日土曜日

ライブのお知らせ 6/7.8.9


ライブのお知らせです。

来週はUHUにて2本と、浅間通りのローストビーフのお店「DON幸庵」さんにてのライブがあります。

DON幸庵さんはユニット「凪」さんとの2本立て。お料理もリーズナブルでおいしい、素敵なお店です。ぜひ遊びに来てください。


■6/7(木)
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
http://livehouse-uhu.com/
イベント「ハッスルマニア ~ROSALIND来静~」
出演 ROSALIND、The Shinken 他
open 18:00  start 19:00
前売¥1500 当日 ¥1800

UHUボスと2人でデュオ「The Shinken」をやります。


■6/8(金)
静岡七間町「LIVEHOUSE UHU」
http://livehouse-uhu.com/
イベント「七間町 夜の森」
出演 大柴広己、plane(キクチユウスケ)、大塚友紀、丸山研二郎 他
open 18:00  start 19:00
前売¥2500 当日¥3000


■6/9(土)
静岡浅間通り 「DON幸庵」
http://donkoan.com/
出演 凪 荒井豊&丸山研二郎、渡辺真由子
20:00~ ¥1000(飲食別)


お気軽にお問い合わせください。

2012年6月1日金曜日

6/1

今日から6月です。

明日は、東京、吉祥寺は「スターパインズカフェ」というライブハウスにて、「F.I.H.Japan ハーモニカコンテスト」なるものに出場します。

いや、僕がハーモニカを吹くわけではなく、知り合いのハーモニカ吹きが、コンテストに応募したら通っちゃった、ということで、その2次審査のギター伴奏のお手伝いをすることになったのです。

しかしこれが意外にも、日本のブルースハープ界の大物が、ずらりと並んで審査するという、なかなかすごいオーディションだというではありませんか。

まあ、僕が審査されるわけではないのですが、リードの良し悪しを左右するのは常に伴奏なので、これは大役ではないか…、と緊張しているわけです。


ひとくちに音楽といっても、楽器や、ジャンルによって、いわゆるコミュニティは様々。常識なども全然違ったりします。

知らない世界へと、ちょっと見学に行ってきたいと思います。

またレポートを書きます。