2013年1月5日土曜日

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仕事始めであります。

福祉関係の仕事に就いてしばらく経ちます。もう本当に辛抱たまらないことも多いですが、「やりがい」という言葉で簡単に表現するには、もったいないぐらい得るものも沢山あります。


友達で、精神になかなか大変な障害をもった女の子がいます。

彼女が何と、ビッグニュースを持ってきました。ついに彼氏が出来たというのです。

インターネットのコミュニティで知り合ったというので、ご家族ともども内心心配していましたが、会ってみるととても朗らかで、常識人だということ。

人付き合いというものに関して、ひと苦労もふた苦労もある彼女ですが、あれこれ話してくれることを聴いていると、新しい経験に向き合っていく気持ちがとても伝わってきて、僕も胸に熱いものがこみ上げました。


その彼との会話の中で、彼女が一番安心したことは、「私が階段で転んだら、どうする?」という質問に対して、「起き上がれるまで立ち止まって待っててあげる」という言葉だったそうです。

普通の人は、助けてあげる、とか、手伝ってあげる、などと簡単に言ってしまいがちです。または厳しい言葉で叱咤激励する人もいるかもしれません。でもそれは、目の前にいる人をその自立心からすらもひきはがすような言葉になってしまっていないでしょうか。

その彼の一言は、やさしさと、厳しさを同時に併せ持った、とても力強い言葉のように僕は感じました。


もちろん恋は最初の印象ほどスムーズにいくものではありませんね。

でもこんなに、うまくいってほしいなあと思う他人の恋愛を他に知らなかったので、うっかり書いてしまいました。

応援しているよ~。

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