2011年7月26日火曜日

7/25

所用で2日間実家に帰っていました。

昔、僕の家の周りには、一切コンクリートがなく、
田んぼや、砂利や、あぜ道ばかりだったのですが、

住んでいる僕らにとっては、全く必要もないのに、
舗装され、区画整理され、砂利がなくなり、土手がなくなり、
その結果、どんどん生き物がいなくなってしまいました。

ちいさいころ見た記憶のある、ドジョウや、ザリガニ、
ゲンゴロウ、タガメなどは、ついにいなくなりました。

しかし今日、いろいろ考えながら、散歩していると、
近所の側溝に、テナガエビと、トノサマガエルを発見しました。

とっくにいなくなってしまったと思っていたのに、
元気に生活している姿を、久しぶりに見て、
なんだか泣きそうになりました。

(トノサマガエルはアマガエルに比べて吸盤が弱いので、
コンクリートの土手を登れずに死んでしまうのだそうです。)

田んぼの畦で、メダカと、タニシと、塩カラトンボと、
サギと、鴨と、カニと、いろいろの生き物に出会いました。

知っている人は知っているけれど、
うちはちょっと特殊な自宅のため、まあその、
境内と呼ばれるところに、沢山の木々や、植物が茂っています。
今は、ヤマモモが終わって、花梨が実をつけています。

それから父とうちの奥さんと3人で、干上がりそうな溝にいた、
オタマジャクシと、カエルと、小さなカメを助けました。

全く竜宮城には連れて行ってほしいとは思いませんが、
実家が、生き物がいつまでも仲良く暮らしていける、
そんな環境になればいいなと思いました。

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