2011年7月30日土曜日

7/29

菊川市の喫茶店「香妹(かも)」さんでのライブが、
無事終了しました。

お客さんが少ないかも、というママさんの心配をよそに、
今回も満員御礼で、非常にありがたいです。

香妹さんのお客さんは年齢層が高いこともあって、
今回はレパートリーをシンプルに、わかりやすくしよう、
と選び抜いた結果、いつもと同じような曲目になりました。

前半 ソロ 

木星(クラシック)
カバティーナ(映画音楽)
浜辺の歌(唱歌)
SMILE(映画音楽)
鳥の歌(民謡)
いたわりの歌(オリジナル)
ふきの傘(オリジナル)
あの素晴らしい愛をもう一度(フォーク)

後半 荒井さんとDUO

メディテーション(ボサノバ)
WAVE(ボサノバ)
いそしぎ(映画音楽)
MOON RIVER(映画音楽)
GREEN SLEEVES(民謡)
悲惨な戦争(アメリカンフォーク)
竹田の子守唄(民謡)
上を向いて歩こう(歌謡曲)

アンコール

EGLETTA ALBA(オリジナル)
見上げてごらん夜の星を(歌謡曲)


まさにコテコテですね。

オリジナルは、まあ、どうでもいいのです。しかし、
メディテーション、WAVE、いそしぎの3曲は興奮しました。

別に珍しいレパートリーをもつ必要性はなく、
そのありふれた曲をどのように演奏するかということが、
至上の楽しみであるように感じます。

もちろんありふれたように演奏することも一つの手ですが、
終わった後、荒井御大と話をしたことには、

コードのボイシングをどのように展開するか、
いわゆる「モード」というジャズの手法の中でも、
永遠のテーマのように語られる、
恐ろしくスリリングな世界にどのように迫っていくか…、

まるで見えもしない光の信号を手に取ろうとしているようで、
わくわくする反面、恐怖すら覚えます。

僕は、わかったようなことを言っているだけで、
「ド素人」の息を脱していないのですが、

40年も前に確立されたことを、未だに、
理解できないものがいるというのも面白い話であります。

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