2011年7月7日木曜日

7/6

雨がしとしと降り始めました。
また、静かな夜であります。

明日は七夕です。

子供のころ、僕は、
実家の2階には妖精が住んでいると思っていました。

風が強い日に隙間風がぴゅーぴゅーとなる音を、
何だかわからずに母親に聞いたら、

「妖精の声じゃないの?」と教えてもらったからです。

何だか、とっても怖いような、知りたいような、
不思議な思いがして、僕は2階に1人で上がるのが怖かったのです。

実は今でも、何となく気が引けるような、
その思いのかけらが残っています。

明日は、牽牛と織女が、
年に一度天の川をわたって再会できる日だそうです。

飾り付けをして、お願い事を紙に書くイベントではなく、
もっと大切な景色がそこにはあります。

天の川の星座にも、夜の光にも、木々のざわめきにも、
素敵な物語が感じられるような心を養いたいと思います。

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