朝、北の山山が、真っ白に雪化粧をしていました。
ある高さから上は白く、下は普段通りの山。
きれいなモノトーンが天然の温度計のように見えました。
今日で、阪神大震災から17年。
僕は中学1年生でしたが、こんな寒い日の朝、
テレビのニュースにくぎ付けになったのを思い出します。
そしてもうすぐ東日本大震災から、
1年が経とうとしています。
われらが静岡にも、もう30年以内にほとんど必ず、
そのように大きな震えるものがやってくるといいます。
誰もが静かに、あたたかく暮らせるよう、
また新芽のめぶくころには、一人でも多くの人が、
明るい輝きを、目に映すことができるよう、
祈りを深めるばかりであります。
どこを見るのかわからない
船長は銀貨をわたし
エンヂンはまたぽつぽつ云ふ
沖はいちめんまっ白で
シリウスの上では
一つの氷雪がしづかに溶け
水平線のま上では
乱積雲の一むらが
水の向ふのかなしみを
わづかに甘く咀嚼する
~宮沢賢治 「発動機船 第二」 より
合唱
ある高さから上は白く、下は普段通りの山。
きれいなモノトーンが天然の温度計のように見えました。
今日で、阪神大震災から17年。
僕は中学1年生でしたが、こんな寒い日の朝、
テレビのニュースにくぎ付けになったのを思い出します。
そしてもうすぐ東日本大震災から、
1年が経とうとしています。
われらが静岡にも、もう30年以内にほとんど必ず、
そのように大きな震えるものがやってくるといいます。
誰もが静かに、あたたかく暮らせるよう、
また新芽のめぶくころには、一人でも多くの人が、
明るい輝きを、目に映すことができるよう、
祈りを深めるばかりであります。
どこを見るのかわからない
船長は銀貨をわたし
エンヂンはまたぽつぽつ云ふ
沖はいちめんまっ白で
シリウスの上では
一つの氷雪がしづかに溶け
水平線のま上では
乱積雲の一むらが
水の向ふのかなしみを
わづかに甘く咀嚼する
~宮沢賢治 「発動機船 第二」 より
合唱
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