親戚うちの法事で、唱歌の伴奏をする。プライベートなのですが、ちょっと面白い写真なので載せてしまいました。
義理の祖母が好きだったという、「青い山脈」「あざみの歌」「みかんの花咲く丘」を弾きました。故人を偲ぶ歌。
その夜は、ライブハウスUHU6周年のパーティ。
ここは僕にとっても、仲間のミュージシャンにとっても大切な場所です。考えてみれば、僕は開店からかかわっていて、平均すると月に一回以上は確実に出演しているので、今までに少なく見積もっても70回以上はこのステージに立っているということになります。
一時期、UHUのステージに上がると、妙に緊張して手が震えてしまい、結局用意して行った曲ができなかったりした事がありました。
ステージに上がって弾き始めた瞬間、「いや…、今日はだめだ。」とかなりはっきりと悟らざるをえなくなり、結果、あきらめて簡単にできる曲を選んだりするのです。まあ、一応なんとかして及第点は出すので、お客さんにはあまりわからなかったかもしれません。
しかし、その悔しさ、情けなさといったらなかった。
自分の一番大切な場所、ホームだと思うからこそ、中途半端なステージはできないという思いが自分にのしかかっていたのでしょう。
そんなこともいつの間にか、船尾の飛沫のように失せ、遠い気持ちに感じます。
ひとつのステージに対する思いも、少しずつ変わっていくものです。
自分中心の書き方で申し訳ないですが、たくさんのお客さんや、音楽を通じた仲間に支えられてきたな、と思うほかありません。
今はひそかに、自分の気持ちを以前よりは強くすることができたことに安心しています。あ、「ひそかに」じゃないや、書いてしまった。
これも、UHUのおかげといえるかもしれません。
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