珍しくうちの外で、えらく大きな声で、
誰かに向って怒っている人がいました。
多分近所のやんちゃな学生みたいな感じでしたが、
何やら危険なことがあってはいけないと思い、
しばらく聴き耳を立てていたら、
その場はおさまったようで、ほっとしました。
僕は、普段、イライラすることはあれど、
個人的な感情ではめったに「怒る」ということはないので、
自分をそんなに爆発させられるというのは、
「ある意味」うらやましくも思ったりします。
まあ、怒られた方はたまったもんじゃありませんね。
「怒り」という感情は、人に必ず付いて回ります。
しかしそれは、個人的な利害にではなく、もっと大きな理不尽や、
自由を侵害するものに対してのみ使われるべきだと思います。
ところで、未熟な詞ですが、新しい歌を書きました。
「ふきのかさ」という歌です。
山際から飛び立つ ひこうき雲に
やなぎの枝は たおやかに揺れる
よもや 嵐は来るまいね
けやきは腕を がちゃがちゃならす
荒ぶる 空の光 やさしい水の 揺らぎ
雨傘で かばえはしない
大きな生き物の せなか
アジサイの浄水場 コデマリのアパート
しっくいの空が ばらりと落ちる
荒ぶる 空の光 やさしい水の 揺らぎ
雨粒しのぐ 蕗の傘
小さな生き物の からだ
荒ぶる 空の光 悲しい雨が 降れば
雨粒しのぐ 蕗の傘
僕は君のそばに いるよ
2 コメント:
初めてコメントさせて頂きます。
私は「しあわせの歌」が大好きです。
「ふきのかさ」メロディがついたらどんな感じなんでしょう。
早く聴いてみたいです。
暑いのでお体気をつけてください。
モーツアルトさん。
コメントありがとうございます。
「ふきのかさ」最近よくライブで歌っています。
ボサノバ調の小品という感じになりましたが、
気に入っています。
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