図書館に行こうと思って、道を歩いていると、珍しいチンドン屋さんが練り歩いていたので、面白そうだなと思って聴きました。サックスの人が上手でした。
よく見ていると新しいお店の宣伝のようでした。
角を曲がると、とても今時というか、ちょっと話しが合いそうにないなあというお姉さんが楽しそうに喋りながら2人向こうからやってきて、その脇をいろいろなブランド名の書いた袋を10個ぐらい持たされたお兄さんが付いて歩いていました。
うーむどちらにもなりたくない、と思いました。
図書館に行くと、先日職場の旅行に手伝いに来てくれたボランティアの学生さんにばったり会いました。
先日はありがとうとお礼が言えてとてもうれしかった。
図書館を出て信号待ちをしていると、横断歩道の向こう側に、ちょっと知的障がいのあるであろう人が、何だかこちらを見てにこにこ笑っているので、何だろうと思って反対側に渡ると、「こんにちは。」というので、僕もこんにちはと言いました。
しばらくして考えると、そういえば会議で何度か行った施設に通っていた人だった、と思い出しました(そうじゃなかったかもしれないけど、僕はそういう人によく声をかけられる)。
そうかよく覚えていてくれたな、と思って歩いていると、時々ライブに来てくれる知り合いが、前から自転車に乗ってやってきて、音楽活動をがんばるように激励をくれました。
ちょっと歩いただけで、いろんな人がいるものです。
ある時には、僕が偶然どこかのお店で演奏をしていて、偶然誰か知っている人がやってきたりします。
僕もこの街の一員なのだとふと思いました。
図書館でちょっといいCDを借りました。
John Scofield 「A MOMENT`S PEACE」 Simply Put
好きなギタリストは誰ですか、とよく聞かれますが、必ず名前を挙げてしまうギタリスト。
リーダー作は多岐にわたっていて、ジャズ、ロック、ファンク、クラブ、オーケストラ等など、とにかくジャンルに偏見のない人。そのバラード集。ちょっとほろりとさせられます。
もう1本。
Caetano Veloso 「LIVRO」 Onde o Rio e Mais Baiano
カエターノ・ヴェローゾは、伝統を守りながら、常に独自の新しい音楽を追求している数少ないミュージシャンの一人だと思います。
僕は、ミュージシャンでも何でも常に新しい感覚を打ち出している人が好きです。
だからと言って「新しいもの」が好きかというとそうでもなく、どちらかというと伝統的なものや、古臭いものにシンパシーを感じることのほうが多いかもしれません。
大事なのは変わり続けようとすることではなくて、物事に対するナチュラルな反応だと思います。
何かを体験したり、歳をかさねたりすれば、考え方や表現方法は変わっていくことのほうがむしろ自然だと思うのです。
2 コメント:
ほのぼのとした雰囲気の日記で、
なんだか、ほっこりしました。
うーむ、どちらにもなりたくない…。
私も、同感です(笑)
音楽、素敵でした♪
河村さん。
どちらにもなりたくないですよね。
いろんな人がいますね。
音楽。結構いい音楽が世界にはいっぱいあるようです。
何せ知らない曲のほうが多いんですから、集めてみる甲斐もあります(笑)
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