2010年12月5日日曜日

12/4

地平線の彼方が燃えて、
上空に向かって、色を変えていきます。

昼と夜との交換が行われ、
昼の部分は山の向こう。
夜の部分では、木星がひときわ明るく輝いています。

今日の夕暮れは、ほんとうに虹の色をしていました。

子供のころ、
白い光がプリズムの中を通ってくると虹色に変わる、
ということを読んで、妙に心に引っかかった覚えがありますが、

大気全体がプリズムとなって、
巨大な作業をいとも簡単にやっているのです。

あの地平線の下で、大気とひとつになって、
風おこしのプロペラなどと一緒に、
巨大な作業の一部になりたいとも思うのですが、

また違う場所から見れば、僕はその地平線の下にいて、
何かの作用を担っているのだと信じることにしました。

そんな幻想を抱いてしまうような夕焼けでありました。。

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