地平線の彼方が燃えて、
上空に向かって、色を変えていきます。
昼と夜との交換が行われ、
昼の部分は山の向こう。
夜の部分では、木星がひときわ明るく輝いています。
今日の夕暮れは、ほんとうに虹の色をしていました。
子供のころ、
白い光がプリズムの中を通ってくると虹色に変わる、
ということを読んで、妙に心に引っかかった覚えがありますが、
大気全体がプリズムとなって、
巨大な作業をいとも簡単にやっているのです。
あの地平線の下で、大気とひとつになって、
風おこしのプロペラなどと一緒に、
巨大な作業の一部になりたいとも思うのですが、
また違う場所から見れば、僕はその地平線の下にいて、
何かの作用を担っているのだと信じることにしました。
そんな幻想を抱いてしまうような夕焼けでありました。。
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